沖縄に暮らして、もうすぐ30年。長く住み着いております。沖縄の中でもリゾートホテルが乱立する恩納村にずっーと住んでおります。そんな暮らしの中で、これは買ってよかったーというものを6つ紹介させていただきます。この記事はこんな人に読んでいただけるとためになり、楽しいはず……。
- 沖縄の北部に移住を考えている人 ⇒ 住んだ後の暮らしがイメージできます
- 恩納村のリゾートホテルによく遊びにきて泊まる人 ⇒ 遊びには来ているけれど、住んだらこうなるんだ……と知識が得られる
- 沖縄に住んでいるけれど、都会だけで田舎に住んだことのない人 ⇒ 同じ沖縄でも那覇のような都会暮らしと恩納村では全然違うなーと実感できる
沖縄の田舎暮らしのリアルを体験してください
先出しまとめ
- 第6位 ⇒ ダイソー手網
- 第5位 ⇒ アリメツ
- 第4位 ⇒ 浄水機
- 第3位 ⇒ 長いホース
- 第2位 ⇒ エディオンのエアコン
- 第1位 ⇒ 乾太くん
6位、ダイソーの虫取り網
那覇に住んでいるような人には必要ないと思いますが、読谷村以降北部に移住しようとお思いの方には、ダイソーなどで販売している手網があれば重宝するのでお伝えしておきます。
用途
何に使うんだろう? とお思いでしようが、用途はそのまんま、「虫の捕獲」です。私は恩納村に住んでいますが、家の中にはいろんな虫が入ってきます。
ゴキブリは少ないんですが
- カメムシ ⇒ 手網で捕獲
- ヤモリ ⇒ 手網で捕獲
- ハチの仲間 ⇒ 手網で捕獲
- ヤスデ ⇒ 手網で捕獲または手づかみ
- ムカデ ⇒ 殺虫剤
- 大きなアリ ⇒ ティッシュで叩く
壁を歩いているヤスデやカメムシを不用意に潰してしまうと、体液がブシュッと壁に出てしまって、壁も汚れるし、虫も可哀想なので、素手で触れない生き物は捕獲して屋外にリリースしています。
カメムシは変に刺激すると臭い匂いを出すからね
5位、アリメツ
またもや虫対策グッズです。
最強の蟻退治、アリメツ
恩納村に住んでいると、周囲は野原であることが多いので、蟻がいっぱいいます。彼らは気象に敏感で雨が大量に降る前、台風の来る前、つまり自分の巣穴が水浸しになるであろう気配を感じ取ることに長けています。
水攻めにあうことを察すると、彼らが目指す場所は人家の屋内です。たくさんの蟻が列を作って永遠に続くであろう行進を行いますので、そーいうときに「アリメツ」を使います。
いろいろ試しましたが、アリメツが一番集まります。そしてその日以降はあまり蟻が目につかなくなります。
なので恩納村生活の必需品になっています。
4位、浄水機
沖縄の水もそんなに臭くないです。十分飲料用水に足ると思っております。ただ米軍関連のニュースで、やれPFOSがどうのこうのとか流れて来ますので心配な方は浄水機を取り付けましょう。
家の近隣のお水屋さんに水缶を持参してお水を買いに行く生活を20年近くやっていましたが、浄水機に替えたら快適そのものです。安いのに塩素も除去されてるので言うことなし。
3位、長めのホース
沖縄で一軒家に住むのなら、なくてはならない水道のホース。だけど、マンションでも水道のホースは必要だと思います。マンションでは短いのでいいですけれど、一軒家住まいは長い……、10Mぐらいのホースが必要です。
何に使ってたっけ?
台風後の後始末に使います。海に囲まれた沖縄で台風が来ると、海の塩が家全部に飛んでくるので、そのまま放置するとすぐに錆びちゃいます
なので、台風後、晴れると2階のベランダにホースを持って上がり、脚立で上に上がり屋根から順に水をかけて塩を流していきます。ブラシや雑巾でこする必要はないのですが、水洗いはマストです。
屋根、窓、サッシ、壁、柱、ぜーーーーーんぶ洗います。
2位、エディオンのエアコン(ブルーパネル)
沖縄でのマストアイテム、エアコン。安さだけに引かれて購入すると、すぐに錆びてしまいます。
ブルーフィン
沖縄で必需品のエアコン。もし移住をお考えの場合、沖縄で購入される場合は、エディオンのブルーフィン加工されたエアコンをおすすめします。
これまた塩害の話しに関係しています。
室外機は屋外に置くのが一般的だと思うので、外に置けば……当然錆びるのです。
そして沖縄の錆は、ものすごく進行が速いです。
ヤモリガード
沖縄のエアコンにはもうひとつ必要な機能がありまして、それを「ヤモリガード」と呼んでます。
基盤の部分が熱くなるので入り込んだヤモリが焼け死んじゃって、トラブルになります。我が家もエアコン1台やーるー(沖縄方言でヤモリのこと)君に持っていかれました。
購入の際に確認したほうがいいです。あんまり安いエアコンにはヤモリガード付いていない場合もあります。
沖縄でエアコン買う場合は、絶対ブルーフィンの防錆加工済みのものと、ヤモリガードがデフォルトのタイプにしたほうがいいです。そしてそれに加えて、室外機からエアコン本体まで壁に固定された配管類があると思いますが、あれもカバーで包んだほうがいいです。テープでくるくる巻いて固定しておくだけでは西日が強いので、すぐに配管類やホースがぼろぼろになってしまいます。私は2台目のエアコンから全部そうするようになりました。最初のお金は数万円高くなるのですが、維持費が全然変わりますから
1位、乾燥機乾太くん
そして、沖縄生活に欠かせないもの…それは洗濯乾燥機「乾太くん」です。
もうこれなしの沖縄生活は考えられません
乾太くんの素晴らしいところ
- カラッと乾く、つまり洗濯物が気持ちいい
- 乾燥が速いのに、シワができにくい
こうやって書くと、全部当たり前のことですよね。だけど沖縄ではなかなか実感できないことばかりです。細かく説明しましよう。
沖縄の湿気、なめんなよっ!!
沖縄は海に囲まれているので、四六時中潮風があります。それは涼しくて良くもあるのですが、洗濯物に関して言えば、「✘」です。
すごく晴れ渡った青空で沖縄の日差しをガンガン当てて乾かしても……、なんか……、
じめっ
と、してる感じがするんですよね……
カラッ
と乾燥した洗濯物はなかなか取り込めません。
- 日向で干しても塩分を含んだ潮風が常時吹いている
- そもそも湿度が高い日が多い
なので、洗濯物がカラッと乾くことは皆無です。
しかし……、
乾太くんを使い始めてから、じめっとした洗濯物とはおさらばです。いつも気持ちよく乾いた洗濯物に着替えられてます
乾燥機ってシワシワにならない?
昔の乾燥機と言えば……、クシャクシャに丸められたシワシワの洗濯物ができあがる……というイメージがありました。私も20歳で就職したサイパンのダイビングショップの寮で乾燥機を多用していましたが、もう「Tシャツ団子」みたいな感じに丸まったTシャツが出てきましたからね。
ところが「乾太くん」はそんなこともなく、とってもきれいな仕上がりになるので、全然シワシワにならないんですよ。
まとめ
簡単に言うと、「虫と錆び」に戦うのが沖縄の田舎暮らしです。
- 第6位 ⇒ ダイソー手網
- 第5位 ⇒ アリメツ
- 第4位 ⇒ 浄水機
- 第3位 ⇒ 長いホース
- 第2位 ⇒ エディオンのエアコン
- 第1位 ⇒ 乾太くん
もうひとつ、「湿気」もありますね。これは戦うというよりもうまく付き合っていかねばならない感じですかね。梅雨の湿気は半端ないですから。