広告 コンテナ 沖縄ライフ

中古コンテナ廃棄の処分費用が○○万円!?

23/08/2021

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コンテナ引き渡し日の状態
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中古スチールコンテナの処分、処分費用に悩んでいる人向けの記事になっています。このページを見ると、どうすれば格安で処分できるのかのヒントにはなるはず。

spitzseko

沖縄生活20年以上。海辺の一軒家に置いたスチールコンテナが錆びてきたので買い替えてアルミコンテナにしました。中古コンテナを捨てた時の苦労話、思い出話を皆様にシェアし、ご自身のスチールコンテナ、鉄製物置の廃棄の一助となれば嬉しいです

まとめ

  • 中古スチールコンテナは処分が大変
  • 中古スチールコンテナの処分費だけで見積もりをもらうと約18万円!!
  • 新規コンテナ購入時に同時処分してもらったら、見積もり約40万円
  • 困った時の助け船にSNSは使える。私はフェイスブックに助けてもらった
  • サイト「ジモティー」にてアルミコンテナ発見
  • サイト「沖縄宝島」にて中古スチールコンテナ引き取り可能に
  • 地元の「無料で売ります、買います」的サイトを見つけることが抜け道
  • 2万円でコンテナ2つの移送をやってくれた

閉まらない扉が恐怖をあおる

2011年7月に中古で購入した海上スチールコンテナ。約8年後の2019年10月に手放すまでさび止めを塗ったりしてメンテナンスを繰り返してきました。

2019年8月。ついに扉のヒンジが外れてしまい、このままでは扉が閉められなくなるという恐怖感が芽生え、台風の季節と相まって私を不安の渦巻に巻き込んでいきました。

「早急にコンテナ倉庫を買い替えなくては」

コンテナ選びから再考しました。

たどり着いた答えは「錆びないコンテナ」、つまり「アルミコンテナ」の購入でした。

アルミコンテナ購入の記事はこの記事を書いた後に書きましょうね。

コンテナの捨て方は?

「こんな大きいもの、どうやって捨てればいいのだろうか?」

コンテナを捨てる時のことは全く考えたことがなかったです。

燃やせなくて、大型ごみなのは明白だが、どうやって捨てればいい?

購入した時のようにユニック車で大型ごみ処理場まで運ばなければならないのだろうか?
いやいや、大型ごみ処理場にコンテナが捨てられているのは見たことがない。

粗大ごみ処理では?

私の住んでいる沖縄県恩納村の粗大ごみ処理方法を確認すると、持ち込みのごみは有料で、

・100円/10kg

・家庭からの日曜大工によるコンクリートブロックなどは1日2トンまで搬入できます

と、書かれています。もっと詳しく知りたい人は恩納村役場の粗大ごみのページにリンクしておきますのでご覧ください。

12フィートのコンテナの重量は1600kgあるので、おおよそ16000円かかる。

ユニック車をレンタルする費用もプラスして考える必要がある。ユニック車を持っている人が友達にいればなーと思いましたが、現状、誰もいないので……。

しょうがない。

いちおうレンタル料金を調べてみました。

3tユニック車のレンタル料金は、18,700円、補償料1210 初回基本料1,100(税込)

詳細を知りたい方はこちらのサイトに。

レンタル料金がかかる上に、クレーンを操作する必要があるため、このような記述が書かれています。

「注:クレーンをご利用になる際、玉掛技能講習・小型移動式クレーン技能講習が必要です」

それに設置するときは1人では絶対に無理です。

クレーンを操作する人、コンテナをユニック車の上に正しく導く人の二人は絶対に必要です。

ワイヤーのかけ方などやコンテナを正確に移動させるクレーン技術など素人にはハードルの高いものばかりです。

近隣住宅や電線とトラブルを起こすとかえって面倒です。

コンテナ販売業者さんに問い合わせ

「餅は餅屋」

の言葉の通り、「コンテナはコンテナ屋」が一番のショートカットに思えたので、素直に聞いてみました。

事情を説明し、捨てる場合の見積もりをもらいました(2019/8月時の見積もりです)。

A社
・撤去作業員費 玉掛・撤去・積込作業1式20,000
・撤去レッカー費 10トンラフタークレーンとして 24,000
・運送費40,000
・廃棄コンテナ作業(床板・ガスケット他取外し作業・床板裁断・廃材処理費用)55,000
・廃棄コンテナ運送費22,000
・消費税16,100
合計177,100円
Uta

177,100円!!

ちょっと驚愕の金額でした。

購入するのと同じくらいの金額が捨てるために必要だとは、まったく想像していなかった。

これは衝撃。

新しいコンテナを買えるぐらいするのならば、いっそ新規2代目中古コンテナを購入することにしたら古いコンテナの廃棄処分料金は無料にしてもらえたりするかもしれない……と考えて初代中古コンテナを購入したお店に相談。

もらった見積もりはこんな感じ(2019/8月時の見積もりです)。

B社
・12フィート中古再生コンテナ270,000
・配送、設置、回収、廃棄(ユニック車1台で計算)50,000
・既存12フィートコンテナ廃棄費20,000
・作業員費用2名分20,000
・消費税36,000
合計396,000円

約40万円!!!

どう考えても予算オーバーだ。新しく購入予定のコンテナも以前より大幅に値上がりしていて、これまたダブルパンチで大ショック。

中古アルミコンテナを探しつつ、既存の中古スチールコンテナの捨て方を探す日々で悶々としておりました。

速く解決せねば扉が開閉できなくなっちゃう……。

ジモティーで発見

ヤフオクや楽天で中古コンテナが販売されています。

しかし、私は沖縄県在住。格安販売しているアルミコンテナを見つけても遠方すぎて販売不可エリアに指定されていることも多々。

県内で見つけたい。

そんな思いで、見ていたのが「ジモティー」です。

ジモティーでアルミコンテナ発見
ジモティーでアルミコンテナ発見

20万円でアルミコンテナ出てきたー!!

すぐにコンタクトを取りました。

ジモティーとは

格安で、欲しかったものを入手できる地域の情報掲示板『ジモティー
利用料、手数料は一切不要!

だれでも簡単に地元の情報を発信したり、手に入れたりできます。

地元の掲示板 ジモティー

① 自分の住んでいる都道府県を選びます

② 検索窓に自分の探しているモノの名前を記入するだけです

実に簡単。

「無料でもらってください」という品物も多いです。ほしいものが見つかったら登録します。その際にはメールアドレスなどを記入しますが、販売者さんとのやりとりはジモティーの掲示板上ですべて行えるので、個人のメールアドレスを知られることはありません。

同県内でやりとりするので、自分で指定された場所に取りに行けば送料もかかりません。実に使い勝手が良いです。

アルミコンテナを購入した際のやりとりなどはこちらの記事、「「物置倉庫」格安でお得は中古? 新品?」からご覧ください。

宝島に書き込めっ!!

2代目として活躍してくれそうなアルミコンテナは見つかりました。

問題はこの既存のスチールコンテナです。

次に頼りにしたのがFBこと、フェイスブックです。

困った時に誰かの知恵を借りれる手段として非常に有効です。

事情を書き込むと、古くからの友人からコメントが来ました。

「宝島で聞いてみたら?」

というものでした。

こちらのサイトは「ジモティー」をよりローカル色強いものにした沖縄だけに特化したサイトです。

ここに、

「12フィートのスチールコンテナ。錆びてしまって扉が使えなくなりそうです。無料で引き取っていただける方を探しています」とコンテナの写真付きで投稿しました。

すると、半日で5名も問い合わせがありました。要約すると、皆さんの意見はこんな感じ。

「無料で引き取ります。ただユニック車に載せられるか下見してから正式な返事をしたいです」

って感じです。

最初に連絡を頂いたCさんにすぐに連絡。

残りの4名様には丁重にお断りしました。

そして、その人に私の現状も説明しました。

・既存のスチールコンテナをもらってほしい

・既存コンテナはもうすぐ扉が使えなくなるかもしれない錆びたシロモノで屋根にも穴が開いてます

・新規のアルミコンテナを運びたい

・でも、私にはユニック車がないし、知り合いもいない

すると、そのCさん。

「ユニック車の運転手に両方できるかどうか聞いてあげるよ」

と、言うではないか。ありがたいー。

「コンテナはサビサビで扉も外れそうで、天井には穴がけっこう開いてますよ、大丈夫ですか?」

と、再確認。

「私、鉄筋屋なんで、自分で修理して使うから全然大丈夫ですわー」

なるほど。そーいう人がもらっていくのね。

ふむふむ。

そして翌日、「アルミコンテナも大丈夫だよー」の返事を頂き喜んだ私がその喜びを隠しつつ、

「あのー、それでコンテナを引き取ってもらうのは無料として、アルミコンテナを運ぶのはいくらかかりますか?」

と、聞くと、

「2万円ね」

って。

2万円!!!

えー。マジですかー。「ほんまですかー。助かります。ありがとうございますー」

いやー、いろいろ試行錯誤してみるもんですねー。

当初、18万円近くかかると思われた中古スチールコンテナの処分費用は2万円に落ち着きました。

中古スチールコンテナを無料で引き取ってくれたCさんからユニック車の運転手さんたちに報酬はすでに支払われていて、私は運転手さんたちから二重取りで車代を請求されたのかもしれません。

または、私が支払った輸送代2万円にCさんがもう少しプラスしてユニック車の運転手たちお金を渡していたのかもしれません。Cさんにしてみれば無料で中古スチールコンテナもらえたし、購入すること考えたら、ユニック車の運転手たちに少しお金を余分に支払っても全然良い買い物だったのかもしれない。

詳しいことは今となっては私にもわかりません。

でも、私も、ユニック車の運転手さんたちも、コンテナをもらってくれたCさんも。みんな得できているような取引だったのでは? と思えるので、結果オーライです。

このような地元の「無料で売ります、買います」的サイトを見つけて、それを有効利用することが大切です。

沖縄県で言えば、このサイト「沖縄宝島」になります

このアルミコンテナとスチールコンテナの移送時の話しは、下の記事をご覧ください。

まとめ

  • 中古スチールコンテナは処分が大変
  • 中古スチールコンテナの処分費だけで見積もりをもらうと約18万円!!
  • 新規コンテナ購入時に同時処分してもらったら、見積もり約40万円
  • 困った時の助け船にSNSは使える。私はフェイスブックに助けてもらった
  • サイト「ジモティー」にてアルミコンテナ発見
  • サイト「沖縄宝島」にて中古スチールコンテナ引き取り可能に
  • 地元の「無料で売ります、買います」的サイトを見つけることが抜け道
  • 2万円でコンテナ2つの移送をやってくれた
アルミコンテナのスチール部分のサビとは2023年の今も戦っています
  • この記事を書いた人
スピッツ世古

spitzseko

1999/1月に沖縄移住。ダイビングやター滝での自然ガイドを生業として沖縄生活は20年を越えました。沖縄で暮らしながら身の回りで起こる雑事あれこれをみんなのお役に立てる記事で配信しています。沖縄移住前はサイパン生活半年、モルディブ生活6.5年の南国大好き日本人です。

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