沖縄の海辺でスチールコンテナを潰してしまったスピッツ世古です。
潮風がダイレクトに当たり続ける地理的要因が主たるサビの理由だと今でも思っていますが、
サビキラープロの不適切な使用が、そのサビの進行を防げなかった二次的要因でしょう。
今度こそ、リベンジを……。
リベンジ塗布後、2023/4月で約1.5年経過。
現在のサビの状態と対処法を紹介します
この対処で次はどこまで行けるかな?
先取りまとめ
- サビキラープロ+トップコートで約1.5年経過、再度ケレン作業と塗り直しを施しました
- 屋内のサビには効果を発揮しています。約1.5年経過するも、サビの進行は見当たりません。
- 屋外のサビには1年経過頃には少しずつサビが出てきていました ⇒ 約1.5年経過で心配が限度に達し再ケレン作業&塗料塗布に至りました
- 屋外のサビでは、塗布面ではなく、塗らなかった裏側からのサビがひどかったです。塗布面はけっこうがんばってくれていた。
- なので、今回は塗りにくい裏側もできる範囲で塗布しました。
- また経過見ていきます
2023/4/28の状態
処置をする前に撮影しました。
- 車 ⇒ サイドミラーがサビが戻りました。荷台は少しだけサビが出ています
- アルミコンテナの鉄部 ⇒ 鍵がかかる場所も錆びてきました
サビが……
完全にサビが出てきたね
放置したらだめでしょう、これ……
GW前の晴れた日に処置してみました
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)
何気なく見ていたテレビで出てきたサビ落とし秘密兵器。
中性なのにサビが落ちるらしい……
こりゃー使ってみないとね
錆止め処置開始
ハイエースサイドミラー部分
何もしていない4/28の状態
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)塗布後
とりあえずネジザウルスリキッドをかけてみました。
サビのところが紫色に変色していきます。
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)をタオルで拭き取ったあと
5分程おいて、タオルで拭き取ってみました。
タオルで拭いただけで、前回の塗装がポロリと剥がれてしまいました。
こりゃー、ケレン作業しないとだめじゃん
ケレン作業
マイナスドライバーなどで簡単に剥がせる部分を取り除きます。
ケレン作業終了
けっこう剥がしました。
そして、ネジザウルスリキッドを再度吹き付けます。
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)再塗布
最初、たくさん塗布していたのですが、けっこう水っぽい液体なので
車のボディーに垂れてきます。
よって少しずつ噴射することにしました。
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)塗りすぎると車に紫の汁が垂れてきます
すぐに拭くと、跡にはならずに簡単に拭き取れます。
なので、もし垂れてきたらすぐに拭いてください。
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)再塗布後
またまた5分ぐらい放置。
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)再塗布後、拭き取りました
赤錆が黒色に変化した……って感じ。
錆転換剤的役割なのかな……
水洗い後
水洗いしたら、さらに黒くなった。
サビキラープロ塗布
錆転換剤であるサビキラープロをここに塗布。
いちおうかき混ぜたんですが、もっと混ぜてから塗ればよかったかな。
ちょっと塗料の色が変ですね。
トップコート塗布
まぁー、終わったことなので、しょうがない。
どんどん進めて、トップコートも塗っちやう。
トップコート塗布後、1時間経過
そして完成。
これで、また1.5年ほどしたら錆びてくるのか?
アルミコンテナ鍵部分
何もしていない4/28の状態
この部分はアルミコンテナの床に当たる部分で、雨が降ればくぼみに水が溜まっています。
そして潮風は吹きざらし。
そんな過酷な環境で、1.5年、ほとんど放置でこの結果。
まぁーこんなもんでしょう。
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)塗布後
なにもせずに、ネジザウルスリキッドを噴射。
サビが取れるかな?
いっぱい塗ってしまった
ハイエースのサイドミラーでは液垂れしてなかなか難しかったが、
ここは床部分なので、噴射すればするだけサビに新しい液体が付着していく。
どんどん紫色の液体が出てくるので、楽しくなっていっぱい噴射してしまった。
ネジザウルスリキッドをタオルで拭き取りました
タオルで拭いたら、やっぱり錆びた部分がポロポロと取れてくる。
ケレン作業後
よってここでも素人ケレン作業をしました。
終わった後の写真です。どんどんサビが取れて、穴がたくさん開いてしまった。
作業前と後を並べてみよう。
けっうサビが進行してて、穴が増えてる
大きくなってる穴もあるね
うん、予想よりもサビが進行してたね
下のコンクリートに剥がれ落ちたサビがたくさん落ちているんだけれど……、
ケレン作業で落ちたサビ
このサビって、塗装をしていなかった裏側から剥がれ落ちているのがほとんどで、
穴が広がった部分も、表からのサビが侵食したのではなく、
裏側からサビが進行した結果だと思います。
それはつまり……、サビキラープロを塗った場所はサビの進行を止めてたってことだよね。ちゃんと裏側まで塗っとけばよかったねー……
まったく。
そのとおり。塗っとけばよかったよ
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)再塗布
ケレン作業で新たに露出したサビ部分にネジザウルスリキッドを噴射。
水洗い後
水洗いして乾かします。
サビキラープロ塗布
後の手順は同じです。
ただ裏側の重要性を再認識したので、今回はできるだけ裏側も塗りました。
歯ブラシを使って、裏側に手を伸ばして。
手にいっぱい塗料がついちゃうけれど、素人仕事なので、まぁーそんなもんだ。
トップコート塗布
トップコートも表裏面、両方とも可能な限り塗ってみました。
トップコート塗布後、1時間経過
さあ、これでまた経過観察しましよう。
ハイエースサイドミラー
何もしていない4/28の状態
なんか……
凸凹してるのがサビだと思うんですよね
ネジザウルスリキッド(泡タイプ)塗布後
どうなるかわからなかったけれど、
とにかく噴射してみた。
小さい穴から紫色が……
5分ほど放置したら、細かい穴から紫色の汁が滲み出てきた。
水洗い後
水洗いしたら、
特に変わりなく……。
ここはこのまま放置することにしました
ハイエース荷台出入り口付近左側
こちらは愛車ハイエースの後ろの扉を開けた床面。
そんなにサビは進行していないので、2021/10/4のときの錆び始めた頃の写真と比較。
どうでしょうかね?
あまり変わっていないですよね。
ハイエース荷台出入口付近右側
荷台の右側もご覧あれ。
サビがほとんど進行してない。
っていうか、止まってる?
はい。
止まっているように見えます。
前述の錆びていたハイエースサイドミラーやアルミコンテナの鍵部分は常時潮風にさらしっ放し。
反対に、この部分は車内ですので、潮風が当たるということは稀です。
室外、潮風がダイレクトに当たり続けるような環境では塗布後1.5年もすればサビが目立ってきてしまうが、室内ではサビの進行を止められる
サビキラープロの結論として、
これでいいんじゃないかな?
使用した塗料をおさらいしておきましょう
塗料
1.ケレン作業後のサビに直接塗布する「下地」としての役割、サビキラープロ
2.サビキラープロをカバーするトップコートとして、アサヒペン油性スーパー・コート
今回は少量しか塗らなかったので、刷毛ではなく歯ブラシで塗りました。
誰かのYoutubeで、「歯ブラシを熱湯に浸けて押し込んでいけば、角度がついた歯ブラシができる」と、言っていたので実践。
少し曲がった歯ブラシを使って、コンテナ鍵部分の裏側を塗ってみました。
写真に写っている歯ブラシがそうです。
もっと曲げたかったけれど、あんなぐらいしか曲がりませんでした。
塗料は2つとも、前回使用した塗料が残っていたので、それを使用。
ちゃんと蓋をして日陰に保管しておいたのが良かったのか、開封にも手こずらず、
中の塗料がかたまっていることもなく、ちゃんと使用できました。
やっぱり日陰保管は大事ですね。
ネジザウルスリキッドってどうなのよ?
今回、新しく購入して使ってみた「ネジザウルスリキッド」。
使ってみて、どうだった?
バスケットボールのゴールマストでテスト
サビキラープロ塗布、トップコート無し、約2.5年経過
ネジザウルスリキッド噴射
約10分放置後、水洗い、乾燥後
バスケットボールのゴールマスト、ネジ部分でテスト
サビキラープロ塗布、トップコート無し、約2.5年経過
ネジザウルスリキッド噴射
約10分放置後、水洗い、乾燥後
なんか……イマイチ……
そうなのよ。
イマイチ……
あんまり効果ないなーと思ってYoutube見てたら、こんな動画がありました。
……
ね、ね、ネジザウルスリキッド買う前に調べた?
いや、テレで見てそのまんま買っちゃった……
やっぱり自分で調べるのって大事だね
動画内でも言っているけれど、私がテストしたような
壁面のサビにはネジザウルスリキッドは弱いんだと思います。
どうしても液が垂れちゃう。
壁面にはジェルタイプが必須ですね。
まとめ
- サビキラープロ+トップコートで約1.5年経過、再度ケレン作業と塗り直しを施しました
- 屋内のサビには効果を発揮しています。約1.5年経過するも、サビの進行は見当たりません。
- 屋外のサビには1年経過頃には少しずつサビが出てきていました ⇒ 約1.5年経過で心配が限度に達し最ケレン作業&塗料塗布に至りました
- 屋外のサビでは、塗布面ではなく、塗らなかった裏側からのサビがひどかったです。塗布面はけっこうがんばってくれていた。
- なので、今回は塗りにくい裏側もできる範囲で塗布しました。
- また経過見ていきます