コンテナ 沖縄ライフ

サビキラープロをスチールタンクに塗ってみた

15/01/2016

スピッツ世古 投稿記事タイトル下

1度塗り後のタンク

ダイビングの道具を保管するコンテナに塗った後に余ったサビキラープロを

スキューバダイビングで使用する鉄のタンクにも塗ってみました。

塗布前の錆びたスチールタンク

錆びは一通り落としてから塗りました。塗る前の錆びているタンクはこんな感じです。

塗る前の錆びたタンク
塗る前の錆びたタンク
塗る前の錆びたタンク

サビキラープロ塗布後

1度塗り。

錆が浮き出てきたところが黒いしみのようになっています。

これは使用方法の説明書に書いてあった通り。

二度塗り、三度塗りを重ねることによって、

より錆が出にくくなるってことでした。

1度塗り後のタンク
1度塗り後のタンク

ね?

1度塗り後のタンク
1度塗り後のタンク

塗布後10ヶ月経過

タンクは……っていうと、見事に錆びました。

サビキラーを塗って10ヶ月経過したタンク
サビキラーを塗って10ヶ月経過したタンク

今、手元にあるタンクがこれだけなので、

最初に載せた写真の錆びたタンクと同一のものではないので直接比較にはならないかもしれないが、

こと、タンクに関しては、すべてがものの見事に錆びてしまっているので、

どれの写真を出してもそんなに比較対象にならないのです。

やっぱり、海の中に毎日持って入るし、車に積むときもタンクとタンクがこすれて塗装ははげるし、無理ですよね。

無理かな~と思っていたけれど、やっぱり無理でした。

コンテナ、タンクに塗って使用させていただいたサビキラープロという塗料。

塗った面がこすれたりして塗料がはげたりしないこと。

塗った面に雨水などがたまったりしないこと。

塗った面に凹凸がないこと。

などの条件がそろえば、そこそこ効果は出ると思いますが、

そーいう状況ならば、他の塗料でも効果は出るのかもしれないですよね。

と、いう私のブログを見て、知識のある方がコメントを寄せてくれました。

頂いたコメント

当方塗装屋です。

 

海水だと錆キラープロでは対応できません。
海沿いの鉄製建造物などには特殊強溶剤を使用します。
ラストボンド 、カーボラインなどが有名です。

コンテナ塗装ですが、一度錆をある程度削って取り除いた方が良いです。
塗装屋はサンダーと言う工具を使い錆を削ります。
皮すきやスクレイパー、マジックロン・ワイヤーブラシ等も使用します。

錆は発生すると鉄部の表面が浮いてきますので、

その上から塗料を塗っても浮いている鉄部が剥がれると

またそこから錆が発生致します。

ある程度錆を除去してから錆キラープロを塗るのが良いと思います。

それから錆キラープロはあくまでも錆止め塗料。

トップコートではありません。

錆キラープロの乾燥後にトップコートを塗る必要があります。

鉄部なら一般的な弱溶剤シリコン、ウレタン塗料を塗ると良いと思います。

こちらトップコートを塗る事により、

錆止めの上に塗膜を形成し、美観・雨水、紫外線等による

鉄部への影響を保護してくれます。

錆キラープロのみで9ヶ月で錆が発生するならば

トップコートを塗る事により数年耐久性、防錆性が増すと思います。

たまたまの通りすがりですので長文失礼致します。
それでは。

このコメントを頂いたのは、2020/1/22。

この頃にはサビキラープロを塗布したタンクは廃棄され、

スチールコンテナは譲渡されていたので、

教えていただいた対処法をトライできませんでした。

そもそも、素人の私には、「一般的な弱溶剤シリコン、ウレタン塗料」というのが

どれのことを指しているのかわからなかったので、放置したままにしてしまいました。

調べました。

サビキラープロ塗布後対処法

サビキラープロのサイトが上塗り塗料としてサイト内でお勧めしているのが、サビキラーカラーです。

サイトをよく読むと、サビキラーカラーの防錆効果はすごいみたいで、サビキラープロなんていらないんじゃないの? って気になります。もっとサイト内を熟読すると

サビキラープロは錆転換塗料

サビキラーカラーは防錆塗料

との区別が書かれてあります。

うーん、これは別記事でまとめましょうね。

しばしお待ちを。

まとめ

  1. スキューバダイビング用スチールタンクの錆を取り除いて、サビキラープロを二度塗りしただけでは錆は止まらない
  2. 二度塗りした後、トップコートと呼ばれる、「一般的な弱溶剤シリコン、ウレタン塗料」が必要
  3. サビキラープロの販売メーカーがサイト内で推奨しているのがサビキラーカラー。
  4. 錆び止めには「錆転換塗料」と「防錆塗料」がある
  5. 続きは別記事にまとめます。乞うご期待。
  • この記事を書いた人
スピッツ世古

spitzseko

1999/1月に沖縄移住。ダイビングやター滝での自然ガイドを生業として沖縄生活は20年を越えました。沖縄で暮らしながら身の回りで起こる雑事あれこれをみんなのお役に立てる記事で配信しています。沖縄移住前はサイパン生活半年、モルディブ生活6.5年の南国大好き日本人です。

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