スピッツはダイビング屋さんである。
このホームページだって、ダイビングのことばっかり書かれている。
しかし、人気記事のカテゴリーを見ると、
いつも人気ランク第1位にはサビキラープロのことを書いたページがランクインしている。
なんで?
どうして、ダイビングの記事がトップに来ないのだろうか?
という歯がゆさはあるが、みんなの興味をひく内容なんだからしようがないよね。
と、いうわけで、塗ってから9ヶ月経過した我が店のコンテナを紹介しよう。
サビキラープロ塗布後9か月経過
これらの写真は12/8に撮影した記事を元に2016/1/14に書かれています。
いきなり結論から述べますが、
9ヶ月経過した12月の時点ですでに錆びてます。
これは天井の右側の奥側半分です。
コンテナの天井左側全部です。
天井の左側全部から右側全部にかけてです。
最も錆びているのは、天井左奥側です。
これはサビキラープロを塗る前から最も錆びていた場所で、
そこが9ヶ月経過して再び錆びてきたのは、
まぁ~至極当然ですよね。
次にその左奥の錆びている部分をアップで見てみます。
と、こんな感じで錆が再び浮き出てきました。
夏場は忙しくて天井にすら登らなかったのでまったくノーマークでしたので、
何ヶ月後に錆び始めてきたのかは知る由もないです。
過去写真と比較
ここで、過去の写真を見比べて配置してみます。
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1番最初のサビキラープロを塗る前の状態を見れば、
これぐらいの錆の復活でよく止まっているな~と納得すべきなのかな?
塗ってからのメンテは何もしていません。
忙しくてなにもできませんでした。
下の写真はコンテナの壁面です。
背面側の壁面ですね。
こちらの壁は海を向いていないので、直接潮風が当たるということはあまりありません。
テストにと思って、少し塗っておいたのですが、
特に錆びることなく、そのままの状態でした。
コンテナの前面の壁はドアになっていまして、その稼動部分も参考までに。
こちらが4/13の状態。塗ったところですね。
で、12月/2015の状態。錆びてるとはいえ、
まぁ、よくもっている方かなとも思えます。
そのもうひとつ下の稼動部分。
ここは大きな穴が開いてしまっていたので、
白いウレタンで穴を埋めてからコーキングしました。
ここは12月に写真を撮っていなかったので、今、撮ってきました。
下の写真のようなこんな感じ。
まぁーこちらも、よくやっている方だと思います。
コンテナの右側の扉全体です。
パッと見た感じはきれいです。
稼動する部分もこんな感じ。
こちらの扉も塗る前に穴が開いていたので、
白いウレタンにて修理してから塗ったのですが、
完全な防水に成功することはできなかったのかもしれません。
最下部のところが、えらい錆びてます。
修理した部分から漏水して中に入った水がここから出てきているために、
錆びているのかもしれません。
購入直後スムーズだったドアの使用感に大差は感じられません。
普通に使えています。
ただ……、天井左奥の一箇所、
ついに穴が開いてしまいました。
修理したいのですが、週間天気予報を見ても、雨マークが並んでいる沖縄地方。
とりあえずガムテープで水漏れを防いで、晴れたときに対処します。
とほほほほ。
買い換えるまでに、もっと使いたいので、天井も修理して、また対策を施しましょう。
今のコンテナの全景です。
まだまだがんばってほしい……。
使用後の感想とまとめ
サビキラープロを使用しての感想ですが、
購入直後に塗りたかったな……というのが正直なところ。
やっぱり錆が出てからでは厳しかったのかも。
あと、天井の凹凸を失くしてから塗ればよかったのだろうなというのも思いました。
購入したのは中古コンテナで、
最初から天井はまっ平ではなく、修理した部分があり、
降雨後には少量の雨水が溜まってしまうありさまでした。
錆びたのはそこからで、サビキラーを塗った後も錆が浮き出たのはその場所から。
やっぱ、そういう雨水の溜まってしまうような造りの部分があると鉄のコンテナなんかはすぐに錆びてしまう。
中古コンテナ購入時にそこはこだわらないとダメな部分なんだな、
ということを再認識。
水はけの良い天井を持っているコンテナだったら、
きっとここまでは錆びなかっただろうし、
サビキラーももっと効果を発揮できたはず。
この冬に再度、さび止めを塗らないとダメだと思うのですが、塗料については悩むでしょうね。
サビキラーよりももっと良い塗料があれば教えていただきたいが、
この天井の水はけを改善することが今後の天井を守っていく上での課題ですね。
この記事の続きがこちらになります
と、いう私のブログを見て、知識のある方がコメントを寄せてくれました。
頂いたコメント
当方塗装屋です。
海水だと錆キラープロでは対応できません。 コンテナ塗装ですが、一度錆をある程度削って取り除いた方が良いです。 錆は発生すると鉄部の表面が浮いてきますので、 その上から塗料を塗っても浮いている鉄部が剥がれると またそこから錆が発生致します。 ある程度錆を除去してから錆キラープロを塗るのが良いと思います。 それから錆キラープロはあくまでも錆止め塗料。 トップコートではありません。 錆キラープロの乾燥後にトップコートを塗る必要があります。 鉄部なら一般的な弱溶剤シリコン、ウレタン塗料を塗ると良いと思います。 こちらトップコートを塗る事により、 錆止めの上に塗膜を形成し、美観・雨水、紫外線等による 鉄部への影響を保護してくれます。 錆キラープロのみで9ヶ月で錆が発生するならば トップコートを塗る事により数年耐久性、防錆性が増すと思います。 たまたまの通りすがりですので長文失礼致します。 |
このコメントを頂いたのは、2020/1/22。
この頃にはサビキラープロを塗布したタンクは廃棄され、
スチールコンテナは譲渡されていたので、
教えていただいた対処法をトライできませんでした。
そもそも、素人の私には、「一般的な弱溶剤シリコン、ウレタン塗料」というのが
どれのことを指しているのかわからなかったので、放置したままにしてしまいました。
調べました。
サビキラープロ塗布後対処法
サビキラープロのサイトが上塗り塗料としてサイト内でお勧めしているのが、サビキラーカラーです。
サイトをよく読むと、サビキラーカラーの防錆効果はすごいみたいで、
サビキラープロなんていらないんじゃないの? って気になります。
もっとサイト内を熟読すると
サビキラープロは錆転換塗料
サビキラーカラーは防錆塗料
との区別が書かれてあります。
うーん、これは別記事でまとめましょうね。
やっとこさまとめました。2021/11/10に書いた記事です。
ぜひ読んでいただいて、一緒に錆び止め塗料について考え、みなさんの周りにある錆の進行を止めちゃいましょう
また現在2021/12/17もサビキラープロのリベンジ検証を継続中です。
最初のご報告は下の記事になります。
興味のある方は併せてご覧いただければ幸いです。