いやいや、いろいろなトラブルがやってくるものだ。
安心して使いたいんだけれど、
うまく使いこなせないです。
レンズガードを剥がすのってけっこう難しい。
ずぼらにやると割れちゃいました……
まず私の使い方を知っていただいた方が記事を読むか? 読まないか? 早く判断できると思います。
- 水辺、主に川と滝で使ってます
- 水中にもガンガン沈めてます
- 川なので、深さはなく、沈めても水深1Mぐらいです
- なので防水ハウジングは使ってません
- ただレンズにキズが付くのは怖い
- だから公式レンズガードを装着しました
先取りまとめ
- 純正レンズガード装着insta360x3を滝つぼで使用、水中に浸けて浸水具合を確認してみた
- 2回目までは水没せずに使えました
- 3回目前にレンズガード内部で結露確認
- 無理やり使用してカメラテスト ⇒ テスト動画あり、見たい人はどうぞ
- 純正レンズガードの取り外しはけっこう大変
- 強力粘着テープが本当に強力なので、「ずぼら」するとレンズガードの縁がパキッって折れました
- 皆さんは「ずぼら」しないでね ⇒ 全周囲にリムーバーを滑り込ませて取り外してください
純正レンズガード装着して川を攻めてみた
早速、仕事場の沖縄ター滝に持参しました。
まずはこのレンズガード内に水が簡単に侵入していないかチェックしたい。
よしよし。
強力粘着テープ頑張ってるな!!
簡単には水没してないぞっ
確認のため記述しておきますが、公式サイトは私の使い方を推奨していません。
注意事項④、x3を水中で使用する場合は粘着式レンズガードを外し、x3潜水ケースを使用すると効果的です。
ふむふむ。
キミのオウンリスクでやってるんだね?
はい。
オウンリスクです
公式サイトの言うところはわかりますが、オススメされている公式サイトinsta360、x3用潜水ケース は定価で12,500円です。
しかも、見る限りキズのつきやすそうなボディーです。
私のフィールドは川であり、滝であり、岩場が多いです。
装着したいのは「潜水ケース」ではなく、「万能フレーム」なんです。
ちなみにこんなやつ……、公式サイトinsta360、x3用万能フレーム
なので、
浅い水中だけだったら
レンズガード装着したx3で、
しかも潜水ケースなしで
浸水しないできれいに撮れたらラッキーじゃない?
こりゃー試さずに諦めるのは愚策じゃない?
試してきました!
陸上にて
レンズガードを装着して陽光がどんな感じにレンズに入り込むのかなー?
と、心配だったので、陸上でままずは撮影。
レンズガード装着、360°動画モード
- パソコンの大きい画面で見ると、「何かがレンズの上を覆ってる感」はかなりアルね
- 携帯電話の画面で見ると、こっちの動画はあんまり「何かがレンズの上を覆ってる感」は感じられませんでした
レンズガード装着、360°アクティブHDRモード
- ほぼ同時刻を撮影しているんだけれど、HDRモードやっぱりきれいですね
- だけど、「何かがレンズを覆ってる感」はこちらの方が強いね
- 携帯電話で見ても、「何かがレンズの上を覆ってる感」はかなりアリアリと感じられました
水中にて
滝で早速水に浸けてみました。
水中に入れたときの映像がこちら。
うーん……
- 水中 ⇒ 水没はしてこない
- 水中から陸に上げた時 ⇒ レンズガードには水滴が少しだけ残る
水面にまで持ち上げた時、レンズガードに水滴が付着するのはある程度しょうがないとあきらめています。
意外に水中でも空気の粒みたいなのがレンズガードから離れないでくっついているように見えるね……
水中ではすぐにクリアーな映像が撮れると思ってたんだけれどね。
滝にて
まずはオリンパスのTG2で、滝の中のinsta360x3を撮影。
滝の中だと水しぶきが雨あられと降り注ぐので、
当然水滴にまみれます……
撮れる映像はこんな感じ。
水滴がレンズガードに付着するので、
どうしてもこんな映像になってしまいます
別日にリトライ
よく晴れた日にテストする機会がありました。
PCで編集>キーフレームを決定する>小惑星ビュー
撮影した動画を別のモードで編集すると全然別の雰囲気になります。
こちちらが小惑星に見えるモードです
この上下の2つの動画は同じ原本をキーフレームを変えて編集したものです。
前後の広角レンズで同時に記録し、それらをこの編集ソフトで1つにまとめると、
こんな感じの動画になるんだねー……
今度はナチュラルビューで編集してみました。
同じ動画を視点を変えて編集しているだけです。
PCで編集>キーフレームを決定する>ナチュラルビュー
下の動画は一般的な見え方である、ナチュラルビューを使って編集。
できるだけワイドな画角になるよう編集しました
比較してみてどうなのよ?
- 両方とも水滴がついているのがわかる
- 両方ともレンズガードに水がついて画像がクリアーになっていない部分がある
- 滝つぼからは離れているため、水しぶきがたくさん飛んでこないので、前回よりもクリアーに撮影できている
レンズガード装着してこれぐらいのクオリティーならいいんじゃないかな?
防水ケースに毎回入れる面倒を考えたら、この質ならば大丈夫
ポイントは、
- 滝つぼで使う時は、水しぶきがレンズガードに付着するのはしょうがないって思うことにする
- 付着した水滴を拭くよりもカメラ本体を水に沈めて水滴を落とす方が簡単
- でもまた新しい水滴がつく可能性もあります
そしてその翌日。
使用前に確認してみたら……
翌日、結露……
結露してるやんっ!!
なんで?
一目で容易に確認できるほどの水没はなかったけれど、
少しだけ水が入ったんだろうね。
強力両面シールとはいえ、シールだからね……
そりゃー水圧かかれば、水が染み込んで侵入してくるってことだ
やれやれ……
で、結露したレンズガードを取り外そうと思ったのだが、
これが意外に取れない……。
こりゃー確かに強力粘着テープだ……
マイナスドライバーねじ込んだりして傷をつけるのは避けたかったので
とりあえずそのまんま使ってみました
撮ってみた
片側のレンズガードが結露した状態で撮影するとこんな感じになります。
サンプル1
滝つぼで使っている分には襲ってくる大量の水滴とあいまって
結露した部分なのかなんなのかよくわからない状態です。
オオウナギがいたので追ってみました。
サンプル2
- なるべくオオウナギにクリアなレンズ面を向けて撮影 ⇒ 結露したレンズガードとのつなぎ目に境界線がくっきり出てますね
陸上で撮影したものはお客さんが全部写っているので載せられません。
ごめんねー
この結露に早く対処しなさいっ!!
レンズガード取り外し
爪を入れ込んだぐらいではビクともしなかったので、
付属のリムーバーでしか開かないのだと思って家に戻って探してみた。
きっと簡単に開けられるスーパーなリムーバーなんだよ!!
普通のプラスチックやん。
どこにでもありそうな安っぽいやつやん……
大丈夫なんか? これ?
こんな感じで差し込むんですが、
なかなか入らないです……
マイク用にくぼんでいるところが突破口のように感じたので、
そこに最初に差し込んでみたのだが……
意外に脆かったようで、
レンズガードの方がめくれてきた……
どんだけ強力粘着テープやねん?!
一点突破は危険と感じて、
いろんなところに少しずつリムーバーを差し込んで
強力粘着テープをはがしていきました
そしてようやく一箇所、リムーバーがレンズガード内部にまで到達しました。
そこで嬉しくなって、リムーバーを縦に起こしてしまったんですよね……
てこの原理で、簡単にポコッと外れると思ったんですよ……
が……
パキッ
って乾いた音がしまして……
レンズガードが折れてしまいました
なんとっ!!
下の動画は折れてから
さらに何度も360°色んな場所に差し込んで、
ねじ込んで、
ようやくはがせて、
レンズガードを取り外すところです
やっとこさ取り外せたレンズガードの裏面です。
パキッって折れた部分。
うーん……
お、折れてるよね……
失敗を糧にわかったことを皆さんに伝えておきます
- 公式のレンズガードを取り外す時
- 粘着テープは本当に強力なので、簡単には剥がれません
- 一点だけを攻めてはいけません
- 360°全方位から少しずつリムーバーを差し込みましょう
- 一箇所だけ奥まで入れられるようになってもまだ油断せず同じことを繰り返しましょう
- 決して「てこの原理」を使ってラクをしようとしてはいけません
- 私のような「ずぼら」をするとレンズガードの縁がパキッて折れちゃいますよ
今後どうする?
さてさて、どうしたものか?
縁が折れたとはいえ、レンズ面にキズがついたわけではない。
陸上で使う分には普通にレンズガードの役目は果たしてくれるだろう。
しかし、私が使いたいのは水辺であり、滝であり、水中だ。
とりあえずこのまま使います
片側、レンズガードあり
片側、レンズガードなし
レンズガードなしで大丈夫なの?
この前、購入したこの純正じゃないケージケース。
レンズカバーを装着してみたら、ぴったり隙間なく覆えたのよ。
純正レンズガード装着時は下の写真のようにレンズカバーが浮いていました。
だから、ちょっとこれで使ってみます。
またレポートします
まとめ
- 純正レンズガード装着insta360x3を滝つぼで使用、水中に浸けて浸水具合を確認してみた
- 2回目までは水没せずに使えました
- 3回目前にレンズガード内部で結露確認
- 無理やり使用してカメラテスト ⇒ テスト動画あり、見たい人はどうぞ
- 純正レンズガードの取り外しはけっこう大変
- 強力粘着テープが本当に強力なので、「ずぼら」するとレンズガードの縁がパキッって折れました
- 皆さんは「ずぼら」しないでね ⇒ 全周囲にリムーバーを滑り込ませて取り外してください