ハチやムカデに刺されたことのある人は意外と多いです。
そんな人たちが恐れていることが2度目の被害です。
そう。
アナフィラキシーショックのことですよね。
この記事ではアナフィラキシーショックに立ち向かう、強い味方「エピペン」の2021年の値段について紹介していきます。
結論
- 健康保険適用で4600円でした。
思ったより安いですよね
購入場所
まずどこで購入できるのか調べないとダメです。
大手ディスカウントドラッグショップでは買えません。
「エピペン 沖縄」
などの検索ワードで自分の住んでいる県名、地域名を含めてネット検索してください。
すると「病院なび」のサイトが検索順位1位で出てくると思うので、そこから近隣のエピペンを処方してくれるお医者さんを探しましょう。
沖縄で言うと、内科、小児科、皮膚科などいろんな病院が処方してくれてます。
かかりつけ医としてお世話になっていた「読谷皮フ科」がリストアップされていたのは幸運でした。
電話にて問い合わせ
まったく手順がわからなかったので、
「以前にアナフィラキシーショックが出たので、エピペンを持てるようになりたいのですが、どのような手順を踏めばいいのか教えてもらいたいです」
と、聞きました。
すると、
- 診察に一度来てください
- 先生に状況などを説明してからの処方になる
なるほど。
まぁー、そうだよね。
診察
子供を定期検診に連れていく用事もあったので一緒に受診してみました。
問診内容、受診内容は下記の感じ
- なんでエピペンが必要なのか?
- アナフィラキシーショックになったことがあるのか?
- 今までエピペンを使ったことがあるのか?
私は過去に「ヒメオニオコゼ」という毒を持っている海中生物に二度刺されており、この時にアナフィラキシーショックが出てしまいました。それにプラスして、今年の8月にハチに刺されてしまいました。エピペンは使ったことも持ったこともありません。
「そりゃーエピペンいるね」
って会話の流れになりまして、使い方の説明段階に入りました。
「あのー使い方の講習会に参加するんですよね?」
そうなんです。私、勝手にというか、どこからの情報か忘れましたが、
エピペンをもらうには使い方の講習会の参加が必須条件って噂を信じていました。
「え、そんなもんはないよ」
!!
「ないんですか……」
先生は練習用の注射液を取り出して、
「ジーパンぐらいだったらその上からでもいいので、押し当てて、打つ」
と、実戦で教えてくれました。
非常にわかりやすい。
また保存方法の難しさについても教えてくれました。
保存方法については別記事で書きましょう。
診察料金は1070円でした。
薬局にて
エピペンには使用期限があるため薬局にストックしておくことができないため、処方箋が来てから発注する形になります。翌日には薬局に届き、受け取りましたが、当日に受け取ることはできないことが多いようです。
支払い
- 診察料金 1070円
- 薬局にてエピペン代金 3530円
- 合計 4600円
薬局でも使用方法の説明を受けます。
ここでもポイントは2つありました。
使用期限が1年間であること
15-30℃で暗所で保管すること
エピペンの保管場所について悩んでいる記事はこちらから
背景事情
2011/9月22日からエピペンは保険適用になったので、価格が大幅に下がりました。
それ以前は、12000-15000円/1本の相場で流通していたようです。有効期限は今と同じで1年なので、使うかわからない注射に15000円は、ちょっと……高いイメージがありました。
現在の価格は大変お安くなっているのに、ネットで探しても保険適用になって、いくらぐらいで購入できるのか書いてあるサイトが全然なかったです。
アナフィラキシーショックに怯えておられる方がもっと気軽に携帯できるようになるといいですね。
エピペンの公式サイトです。
まとめ
- 最寄りのどこの病院で購入できるか事前にネットで確認 ⇒ 検索ワード「エピペン (居住地)」で検索
- 電話にて診察に予約が必要なのか確認
- 診察時には、「なぜエピペンが必要なのか?」の問診に答える必要があります
- 使用方法を口頭で説明してもらってから処方箋をもらえる
- エピペン使用方法講習会などの講習会は存在しない
- 薬局にて発注してもらう必要あり ⇒ 使用可能期限が設けられているため
- 診察料1070円 + エピペン料金3530円 合計4600円でした