猫を買い始めて20年。
現在は5匹の多頭飼い中のママです。
猫を飼えば必ず必要なのが猫トイレです。
そして猫トイレからは猫砂のゴミが必ず出ます。
どこに捨てるべきなのか? トイレに流しても大丈夫なのか?
そんなところを深掘って行きたい記事になっています。

猫を飼って20年、5匹の多頭飼いです。
今回はだめな猫砂と今使っているお勧めの猫砂も紹介します
先出しまとめ
- トイレに捨てられるタイプの猫砂は販売されてはいるが、トイレの「詰まり」のことを考えるとあまりおすすめできません
- トイレの猫砂には2通り ⇒ 1. トイレに流せるタイプ 2. 「燃やせるゴミ」と一緒に捨てられるタイプ
- 「燃やせるゴミ」と一緒に捨てられるタイプのものを「防臭袋BOS」に入れて保管するのが屋内ではお勧め
- 屋外に置いておけるゴミ箱でトイレゴミを保管できるならそれが簡単
- トイレマットは予想以上に便利なので購入お勧め
- 最近よく販売されている「デオトイレ」は猫自身、また飼育状況との相性があるので、一概には勧められません
- 私は鉱物系猫砂を使用し、クラシカルなトイレを使っています
- 気になるトイレは「トレッタ」
猫草を置きっぱなしで与えるのは大丈夫? 猫草は何日くらいもつのか?
猫砂がトイレに詰まる原因は?
実は水道業者のサイトやau保険のサイトなどを見ていると、「トイレに流せる砂」と表記されているものでも詰まることが多いと警告しています。詰まる原因はまとめると下記のようなことになります。
- 猫の糞(うんち)は水でほぐれにくい ⇒ グルーミング行為の結果、糞に毛が混じることも多く、排泄した糞が固くなることがある
- 節水タイプのトイレが多くなってきた ⇒ 流れる水量が従来品よりも少ないため押し流すパワー不足で詰まります
- 排水管によってはヒドイ詰まりの原因になる ⇒ トイレの排水管は細く曲がり角も多い、また古い排水管で、なおかつ定期的に清掃していない場合はとくに注意が必要
- トイレメーカーも推奨していない ⇒ TOTOの公式サイトを見ると、「トイレットペーパー以外のものは流してはいけません」と明記してあります。公衆トイレなどにもよく書かれている文言ですよね

そうなんだよね……
X(旧Twitter)で検索したらけっこう困っている投稿があります
浄化槽と猫砂の相性は最悪みたい
これは広島県江田島市の地域支援課のサイトに掲載されていたんですが、
ペット(犬・猫等)のふんは、人間のし尿と成分や性質が異なり、家庭用の浄化槽では処理できません。詰まりや故障の原因になりますので、浄化槽を利用している方は、ペットのふんはトイレに流さず、燃えるごみとして処分してください。
また、ペット(猫)用のトイレ砂についても、浄化槽では処理できませんので、トイレには流さないでください。
「トイレに流せる」と表示のある商品であっても、詰まりや故障の原因になりますので、ふんと同様、燃えるごみとして処分してください。
浄化槽は利用者個人の管理するものですので、詰まりが原因で汚水が逆流したり、浄化槽が故障したりした場合は、自分で清掃・修理の費用を負担しなければなりません。
また、浄化槽の処理能力が低下すると、汚水の流出や悪臭といった問題が発生し、周囲にも影響を与える場合があります。
地域の環境のためにも、浄化槽利用者の方にはご注意とご協力をお願いします。
広島県江田島市の地域支援課のサイト

やっぱり猫砂はトイレに流さないで、ゴミ袋に入れて「燃やせるゴミ」で出すのがベストだね
燃やせるゴミで出せないところもあれば、
猫を飼ってることを、ゴミからバレたくない人もいるだろうし、
トイレに流しちゃダメだったら、その人達には他にやり方があるのかな?

猫の砂は捨て方で選びましょう
まず、住んでいる市町村のゴミの出し方にいろいろルールがあると思いますので、まずそれをチェック。
「燃やせるゴミ」として出せるかどうかをチェックしましよう。

でも、一番最初に気にするのは、
猫を飼っていることがご近所さんにバレてもいいかどうか?
だと思います
近所に内緒で猫を飼っている場合
いろんな理由があるでしょう。
- ペット禁止のマンションに住んでいるけれど、どうしても猫を預からないといけない理由ができた……
- お隣さんが物音に敏感で猫を飼っているなんてバレたくない……
一軒家じゃなくて、マンション、アパートに住んでいる人に多いかもしれませんね。
私達も実は……

ペット禁止のマンションに住んでいたんですが、
内緒で猫を飼っていました。
だから、鳴き声には本当に気を使って暮らしていました。
夏はあんまり窓も開けられませんでした……
そんな時、使っていたのがこちら。トイレに流せるタイプの砂。

オカラの猫砂の特徴
- 水に溶けやすい
- 消臭効果がある
- 砂ぼこりがあまり立たない
- 重い → メリットは袋の持ち運びが苦痛。デメリットは重いけれど猫脚の爪の間にくっついて一緒に出てくる
アマゾンが最安で、653円/1袋。
ちょっと高いんだよね……

こちらは「おから」ではなく、「トウモロコシ植物体」というよくわからないシロモノ。

- 料金が安い。楽天とヤフーが最安で445円/1袋でした(2023/11/28現在)
- トイレに流せる
- 軽い → メリットは袋の持ち運びが楽。デメリットは軽い故に猫が砂かけ行動をすると砂がトイレの外にこぼれる。猫の爪の間にくっついて一緒に出てくる

なかなかこれがベスト! という猫砂には出会えていません
マンションに住んでいた時の優先事項は
「猫を飼っていることがバレない」
だったので……
水に溶けやすくて、消臭効果が高いものにプライオリティーを置いて選択していました。
でも、トイレには流さないほうが良かったのね……
「トイレに流せる猫砂」を使っていたから
問題ないと思いこんでいました……

そして……
いろいろ使って試行錯誤しているうちに一軒家に引っ越しました。
燃やせるゴミで出せるようになった
引っ越したら、もう猫を飼っていることがバレても問題なかったので
猫砂は「燃やせるゴミの日」に出しちゃいました。

そうなると、選択するポイントが変わってきて…
- 最安価格
- 固まる
- 消臭効果
っ感じです。
猫砂も近くのディスカウントストアで購入するようになりました。
ドンキホーテがオリジナルの猫砂を販売していたので購入してしばらく使ってみたのですが……

意識していなかったのですが、ふと気がついたら……
うっすらと猫砂の砂ぼこりが堆積していました。
しかも猫のトイレよりも少し離れた机の上が……。

こんなに上の方まで猫砂ぼこりが舞い上がって、堆積しているなんて……
こ、これは……無理……
すぐに買い替えました。沖縄の人はダイレックスで販売しています。


こっちに変えてからは砂ぼこりがましになってます

でもほぼ600-700円してるんだよね……
ネットのほうが高いです。
欠かせないトイレマット
トイレマットも必需品です。
砂の重さに関係なく、猫砂はトイレの周囲にこぼれるものです。
猫が足の爪の隙間にくっつけて歩いてくる時もあります。

歩いてて猫砂を踏んじゃうとやっぱりちょっと嫌よね
猫は可愛いけれど、
家の中も清潔で保ちたいし……


そうだよね。
だからこのマットは買ってよかったなーって思ってるよ
このマットを使い始めてから、砂の飛び散りが減りました。
もちろんゼロにはならないんですが、
猫トイレ周囲だけに砂が落ちていて、猫トイレから離れた場所では猫砂を踏まなくなりました。

アマゾンが安かったです。
これは本当に買うべき。
買ってよかった商品の一つです

トイレについてよく考えてみた
一軒家の我が家のようなタイプのベストな猫を考えてみた
猫バレOK、溜まっていくトイレゴミを保管しておく場所が屋外にあるケース
- トイレに流すのはいつか詰まらせてしまうんじゃないか? という不安は拭えないので、「燃やせるゴミ」と一緒に出せるなら、「固まる猫砂」を選択したい
- そして溜まっていくトイレゴミ袋は屋外の蓋ができるゴミ箱に保管し、ゴミの日にまとめてゴミ出しできるのがベスト
近くのホームセンターでも販売してるであろう猫砂、このタイプはトイレに流せません。

最安を求めるならネットでこの商品買ったほうがいいよね。

しかも家まで運ばれてくるんだし……
猫バレOK、溜まっていくトイレゴミを保管する場所が屋外にないケース
- 屋外にゴミ箱を出せない住環境の場合、トイレゴミを屋内に保管せねばならないのだが消臭効果の高い密閉できるゴミ箱を準備しなければ快適なQOLは保てません
- アスベルの密閉ゴミ箱はクチコミ評価も高いです

- 赤ちゃんのいるご家庭はおむつ用のゴミ箱を共同利用するのが得策かも。上記のアスベルのゴミ箱は赤ちゃんのおむつ用にも生ゴミにも向いていると評判です

- おむつ用の消臭ゴミ箱はゴミ袋も指定されていることが多いため、コスパを考えると生ゴミなどもどんなゴミ袋でも捨てられるアスベルの密閉ゴミ箱のほうが使い勝手が良いと思います
- おすすめする猫砂はトイレに流せるタイプがいいのでは? 最悪ゴミ箱がいっぱいになるような時はトイレに捨てれるのは心強いです

- またゴミ袋に特化して「防臭袋」を使うことも有効な選択肢です。


これ、良かったです。
消臭効果ばっちりだから普通にゴミ箱に捨てられる
猫バレNG、トイレゴミは屋内で処理したいケース
- 猫バレNGなので、ゴミ出し時に猫砂らしきものがゴミ袋から見えるのは避けなければならないから、トイレゴミはすべてトイレに流して処理しなければなりません
- おすすめする猫砂は固まりやすく、それでいてトイレに溶けやすい猫砂、それでいて高価すぎないもの……
- しかし、この環境は猫を飼うことに関して言うとあまり勧められるものではありません。周囲に内緒で猫を飼うのは、猫にもストレスな環境であることが多いです

最安で探すと、「アース・ペットの猫砂楽園」になっちゃうけど……
ちょっと高いけれど、トイレに流して使うならオカラの猫砂を買うかな……

鉱物系猫砂でトイレに流せるのってあんまりない……
このアイリスオーヤマぐらいかな

たたけど鉱物系猫砂をトイレに流すのは……心配だよね……
猫のおしっこで固まった猫砂ってけっこう大きいからね……
あれを1日に何個もトイレに流しちゃって本当に詰まらないのかな?

これがベスト? かな
屋外のゴミ箱に保管できる人
- どんな猫砂でもOK。猫との相性と価格で決めましょう
屋内のゴミ箱に保管する人
- 「防臭袋BOS」に入れて保管する、もしくはそれをアスベルの密閉ゴミ箱に保管


我が家の現状
- 我が家は猫が5匹もいるので、トイレが3個あります
- 最も古典的でクラシカルなデザインの猫トイレを使用しています
- 左端のタイプのものをお勧めしたかったので、2023/11/29の段階でアマゾンを検索したのですが、見つけられませんでした
- 中央のものは、左端のものと同種。カバーを取り外して使っています
- 右端のものは、「ライオン商事 獣医師開発 ニオイをとる砂専用 猫トイレ 猫用トイレ本体」

- 使用している砂は「あまえんぼ 固まる猫砂 森光商店」、鉱物系の猫砂です
- 我が家の猫達はトイレでよく猫砂を掘ります。うんちした後もいっぱい猫砂をかけて隠してくれます
- そのような行動だと、軽い猫砂だとトイレの外にいっぱい飛んでいっちゃう
- 5匹もいるので、とっかえひっかえトイレに入りますので潰れやすい猫砂だと粉々に潰れちゃうんです
- マメに掃除する。ゴミ袋に入れて屋外のゴミ箱に保管する
最近、よく見るのが「デオトイレ」です。
デオトイレ
デオトイレは、ユニ・チャームが製造する猫のトイレ用品。猫砂のみの猫トイレとは異なり、「猫砂と消臭・抗菌シート」の二層構造になっている「システムトイレ」で、消臭効果が抜群。猫のトイレ内での臭いや抗菌シートに焦点を当てた製品であり、1週間にわたって臭いがこもりにくい特長があります

すごい良さそうじゃん。
これ使ってみたら?
いろいろ調べるとこんな投稿があるんだよね


5匹の猫が使ったら、目詰まりいっぱいしそうで
イマイチ踏み切れないでいます……
鉱物系猫砂のデメリットである粉塵問題が、
ドンキの猫砂から「あまえんぼう」に代えたことで
マシになってるからね

あと、カバーは捨ててしまったんですが、カバーをしてれば鉱物系猫砂の粉塵が室内に舞うことも防げるんだな……って最近わかりました。
「猫たちが使いにくそうで、カバー邪魔じゃない? 取っちゃおうよ」
と取り払ってしまったのですが、
あのカバーは粉塵拡散防止の役目も務めていたんだなー。
捨てなければよかった。

だから現状はこれで満足していますが……
最近、気になっているのが……こちらのトイレ……
新しいトイレ、トレッタ
いつからこんなの売り出したのか知らなかったけれど、
これ優れものです。


デオトイレタイプのトイレね
最下部にトイレシートを敷きおしっこはそこで吸収。
うんこは上部の猫砂で受け止める……
ここまでは普通のデオトイレです。

特筆すべきは……
- 重さを量るセンサーがついてる
- なので……体重も計れる
- そして……おしっこの量が計れる
- カメラもついていて、AIが作動し個体識別ができる
- このトイレと連動できる携帯電話用のアプリも販売されている (サブスク(1480円/1ヶ月)になってます)
- つまり……、個体ごとに体重の推移、尿の回数、尿の量が携帯のアプリで管理できるってこと!!
すごっ!!

こんなトイレがあったら、あの子達の体調の変化にもっと敏感に気付けたかもしれない……
実は今までに全部で8匹の猫を飼っています。
下の子が「もみじ」で

下の子が「かもめ」

2匹とも、下部尿路感染症で尿管結石などに苦しみながら死んでいきました。
最初に飼った猫で、わたしたちもあまりよくわからず、
食事の質やトイレ回数など初めて直面する問題にその都度対処しながら、パパ、ママ、もみじ、かもめで乗り越えて過ごしていました。
まだこの頃は子どもたちは生まれていなかったので、今から思うと、もっと気を配ってあげられる時間はあったのだと思います。

でも、初めてで経験がなかったねー
この2匹と過ごした経験が今の猫ライフに活かせていると思いたい。
- 体重の増減
- 尿の回数
- トイレに入った数と実際に尿が出た数の比較
- 尿の量
- トイレでおしっこしている時の様子
今なら病気の兆候をこれらの些細なことから感じられるようになりました。
幸い今飼っている5匹はまだ健康ですが、もうそろそろおじいちゃん猫になりつつあるので
そろそろこのトイレの導入を真剣に考えています。
購入したら、またレビュー、クチコミさせていただきます。
まとめ
- トイレに捨てられるタイプの猫砂は販売されてはいるが、トイレの「詰まり」のことを考えるとあまりおすすめできません
- トイレの猫砂には2通り ⇒ 1. トイレに流せるタイプ 2. 「燃やせるゴミ」と一緒に捨てられるタイプ
- 「燃やせるゴミ」と一緒に捨てられるタイプのものを「防臭袋BOS」に入れて保管するのが屋内ではお勧め
- 屋外に置いておけるゴミ箱でトイレゴミを保管できるならそれが簡単
- トイレマットは予想以上に便利なので購入お勧め
- 最近よく販売されている「デオトイレ」は猫自身、また飼育状況との相性があるので、一概には勧められません
- 私は鉱物系猫砂を使用し、クラシカルなトイレを使っています
- 気になるトイレは「トレッタ」
猫草を置きっぱなしで与えるのは大丈夫? 猫草は何日くらいもつのか?
紹介した商品一覧







