サザンオールスターズの懐かしい曲が聞きたくてメドレー動画を作ったら、ものすごい数のアクセスがあり、チャンネル登録者数も増えてびっくりしました。
おかげさまでチャンネル登録者数も1000人、動画視聴時間4000時間を超えたので、チャンネルの収益化が可能になりました。

嬉しくて、すぐに収益化手続きを済ませました
手続き完了後、1日目は動画に広告が出ませんでした。
その翌日から、自分の動画にいろいろと広告が出てくるようになりました。
だけど、サザンオールスターズの動画は著作権の問題があり、広告は出ないものだと思っていたら……、今朝になって……

むっちゃ出てるやん……
2曲流れるごとに1回ぐらいの頻度でバンバンCMが流れています。
どーいうこと? パパは広告流してないんだよね?


自分の管理画面では「収益化は利用不可」とわかりやすく書かれているのに…、なぜ広告が出てくるんだ?
と、いう疑問を調べてみました。
先出しまとめ
- YouTubeの動画に広告を載せる、載せないは、YouTube側の胸三寸次第
- 収益化条件をクリアしていない動画にも広告が載ることがある
- 収益化条件をクリア後、収益化しない設定の動画にも広告が載ることがある。それは必要なすべての権利を自分が所有していないコンテンツを投稿した場合で、権利の所有者が動画に広告を表示することを選択する場合がある
- つまり今回のアーティストのメドレー動画などがそれにあたります
- 自分で作っているけれど、素材は他の人が著作権者である場合です
- 広告を出さないようにするには、視聴者が有料プラン「YouTube Premium(月額1,280円)」へ登録するしか手立てはないです
YouTube動画の広告はYouTube側の一存で左右される
2021年6月にYouTubeの利用規約が変更され、収益化していない動画にも広告が勝手につくようになったとのこと。(参照記事、更新された利用規約に関するよくある質問)

チャンネル登録人数が300人ぐらいの時も、たまに自分の動画に広告が流れてきたことがありました……
YouTubeの判断で、どこの動画にも自由に広告を流せるけれど、広告収入を受け取るには条件があります。それが今回島パパがクリアできた条件で…4つあります。
- 18歳以上
- 直近12カ月の総再生時間が4,000時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- コミュニティガイドラインの遵守
2と3をクリアして、最後に「収入化手続き開始」のボタンをクリックすると、YouTubeが私のチャンネルを審査してくれて、コミュニティガイドラインを遵守しているチャンネルだと判断されたら収益化への扉が開くという仕組みです。
ちなみに、収益化イコール「YouTube パートナー プログラム」というグループに入ることを意味しております。
YouTube パートナー プログラム
このグループに入って初めて、広告から収益の分配を得たり、広告の表示・非表示を選択したりできるようになります。

ここまで到達して、ようやくお金の話が出てくるのね……
2024/10/24現在、視聴者が広告を非表示にするには、有料プラン「YouTube Premium(月額1,280円)」への登録しか手立てはないです。
収益化していない動画に広告がつく理由
自分で所有していないコンテンツが動画に含まれている
YouTube公式のヘルプ記事にこのような説明がありました。
必要なすべての権利をご自分で所有していないコンテンツが動画に含まれている場合、権利の所有者が動画に広告を表示することを選択する場合があります。
YouTubeヘルプ「YouTube パートナーではないのに動画に広告が表示される」

パパのはこれだね。サザンの音楽権利を持っているところが「動画に広告を表示してもOKだよ」と示せば、パパの意見に関係なく広告が流れるってことね
納得の説明だね

サザンのメドレーを作ろうと思った時に、いちばん心配だったのは、著作権侵害になって訴えられたりしないのかな? ということでした。
実際、動画を作成し、YouTubeに投稿すると、すぐに「著作権のチェック」が成されます。
動画の詳細欄には、下記のような説明が出てきます。
動画のステータスの概要には著作権に関しても説明されており、

明確に「動画は収益化できません」と書かれています。
そしてYouTubeは自動的に動画に引用されている曲名を「Content ID」から割り出し、投稿の数日後に、動画説明欄下部に曲のジャケット写真と共に、この曲が引用されていますよとわかりやすく掲示してくれます。
そして各曲の著作権に関する詳細を決定できる項目のところでは、下記のように…

「著作権者に広告収入が支払われています」と書かれています。

サザンの曲を使って、広告収入を得たいわけじゃなくて、昔の曲を好きな時に手軽に聞きたくて作ったメドレーだったので、「著作権者に広告収入がちゃんと支払われる仕組みが整っているならば、安心してもっと作れます
著作権者ができることは下記の3つだそうです。こちらも公式サイトのヘルプページに記事がありました。
Content ID の申し立ての詳細
- ブロック: その動画は視聴できないようにブロックされます
- 収益化: 広告を掲載して動画を収益化します。その収益は、場合によってはアップロードしたユーザーと分配されます
- トラッキング: その動画の再生に関する統計情報が追跡されます

プロックされることもあるんだ……
そういえば、今朝、NBAの河村選手の試合、YouTubeのどこかのチャンネルがライブで流していたけれど、いつの間にかブロックされて見られなくなってたな……


きっと、そーいうことだよね。違法に流しているから、著作権者がブロックして見れないようにしたんだね
収益化のところには、「場合によってはアップロードしたユーザーと分配される」って書いてあるよ!!


そんなことあったら……嬉しいね……
YouTubeに広告イメージを損なわない動画であると評価された
YouTube公式のヘルプ記事にこのような説明がありました。
YouTube パートナー プログラムに参加していないチャンネル、または収益化に関する契約を締結していないチャンネルを対象として、ブランド イメージを損なわない一部の動画では徐々に広告の掲載を開始しています。これらの広告から収益分配は発生しませんが、クリエイターが参加資格(変更はありません)を満たせば、引き続き YouTube パートナー プログラムに申し込みできます。
更新された利用規約に関するよくある質問

まとめると。どーいうこと?
「広告を出して出稿主のイメージを壊さない、損なわないような動画だとYouTubeが認めたら、収益化条件を満たしていない動画にも広告を載せていくよ、これはYouTube側に全権利があるからね」ってことだと思う

と、ここまで書いて、自分のサザンのメドレーを流してみたら……

今朝、見たときよりも広告の数がめっちゃ減ってる……ほとんど広告がない感じで流れてくる……
しばらくは安定しない……ってことかな?

追記、翌日見たら、また広告増えてました。やっぱり、動画制作者側では何もできない。YouTube側と権利所有者が調節されているのだと思います。
まとめ
- YouTubeの動画に広告を載せる、載せないは、YouTube側の胸三寸次第
- 収益化条件をクリアしていない動画にも広告が載ることがある
- 収益化条件をクリア後、収益化しない設定の動画にも広告が載ることがある。それは必要なすべての権利を自分が所有していないコンテンツを投稿した場合で、権利の所有者が動画に広告を表示することを選択する場合がある
- つまり今回のアーティストのメドレー動画などがそれにあたります
- 自分で作っているけれど、素材は他の人が著作権者である場合です
- 広告を出さないようにするには、視聴者が有料プラン「YouTube Premium(月額1,280円)」へ登録するしか手立てはないです