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2016年スピッツ的生物ランキング第2位 シラスキバハゼ

   

2016年を振り返る毎年恒例の企画。スピッツ的生物ランキング。オーナーガイド、世古の独断と偏見がすべてのランキングです。

沖縄本島恩納村のダイビング屋さん&トレッキング屋さんをやっておりますスピッツ世古です。当ブログへお越し頂き、ありがとうございます。

2016年の第2位は「シラスキバハゼ」です。

過去に一度出会ったことがあるのだが、もうどれぐらい前なのか忘れてしまった。過去のデータを少し調べてみたのだけれど、皆目見当がつかずあきらめました。あきらめて瀬能先生の魚類写真資料データベースでシラスキバハゼを検索したら、私の写真が出てきました。2005/7/9に見てました。それ以後、見ていなかったから、約11年も間隔があいています。こりゃ~ホントに久しぶりだ。

最初の出会いではピンッ! と来なかったけれど、その時に瀬能先生に教えていただき、忘れやすい私の頭脳にも不思議に居続けてくれて、今回出会った時も、スムーズに記憶のタンスからシラスキバハゼだっ!! ってすぐに名前も出てきました。

忘却力だけが進歩している私の頭脳には革命的なことです。やはりインパクトがあったのだろう。だから覚えていたんでしょうね。

探すときに普通のハゼを探す方法ではまず見つかりません。泥地、砂泥地に開けられたシャコの住む穴を覗きこむところから始めなければなりません。でも、ほとんどの穴にはいません。約11年出会えなかったので、そう言い切れるでしょう。この11年間、私は住みついていそうな穴があれば覗いてきたんですから。

そして、その穴の壁に横穴があれば、シラスキバハゼがいる確率がかなりアップです。シラスキバハゼはこのシャコの縦穴の巣の壁に横穴を作り住み着いているハゼです。観察していると、縦穴の中に飛び出しては、横穴の自分の巣に戻る……という行動を繰り返しています。シャコ穴の外にまで出てくるのかは観察できていないのでわかりません。

 

 

そしてこの巣穴がとても崩れやすい、なくなりやすい。と、いうのも大きな特徴です。観察しているときも、撮影しているときも、うねりや波などによって周囲の砂がどんどん穴の中に落下していきます。

がんばって場所を覚えても、次回に行ってみると、巣穴ごとなくなっていることが多いです。それが観察しにくい原因の最たるものかと思われます。

巣穴の奥から最後はシャコが登場してきました。シラスキバハゼ、よく食べられないね。

第3位第1位

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故郷、滋賀県のマクドナルドでバイトしたお金でスクーバダイビングを始めたのは高校二年生、17歳のころだった。高校卒業後、南の島に住みたくて、ダイビングのインストラクターになることを決意。滋賀県のお店で丁稚奉公に励み、1990年、19歳でNAUIインストラクター資格を取得。その後、サイパンで4ヶ月、モルディブで6.5年働き、1999年1月に沖縄本島に移住し、スピッツダイブセンターをオープン。モルディブでのワイドメインのガイドとは反対に沖縄の海では、今、そこにいる生物を楽しむを基本とするマクロダイビングを軸にガイドを展開。 サンゴ礁、ドロップオフ、内湾、泥地、タイドプール、河口域、川、渓流と水辺で楽しむ幅を広げ、沖縄本島のあらゆる水辺を自分のフィールドにすべく日々謙虚に勉強させていただいております。 1999年よりPADIインストラクターにクロスオーバーし、現在はPADIのみに所属。講習では初心者講習からダイブマスター講習まで経験に基づいた的確な指導で楽しく教えております。 また大宜味村ター滝で開催しているリバートレッキングツアーも随時開催中。7月中頃から9月前半まではダイビングお休みです。

 - 2016年度ランキング, スピッツ的生物ランキング

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