スピッツ世古ダイビングサイト

沖縄恩納村をベースにマクロな沖縄海情報発信中

*

2015年スピッツ的生物ランキング第1位 シシマイギンポ

      2016/02/05

シシマイギンポというギンポがいることを知ったのはもう10年ぐらい前になるのでしょうか? とにかくずいぶん前だ。

日本国内では屋久島と小笠原でしか見つかっていないという記事をたくさん見た。寒い地方だけっていうのなら、わかるけれど、屋久島と小笠原にいるんだったら、沖縄にいても全然おかしくないんじゃないの?

そう思って、探し始めるのだが、出会うことなく、5年がすぎ、早10年近くになろうとしていた2015年。

捜索の見方を変えて、今まで調査していなかったエリアを調査してみたら、あっさり見つけられた。嬉しかったな~。

6/3に初めて見つけたシシマイギンポです。この子の巣穴は海面を向いていたので、下向いて探している私とちょうど目が合って、もうその瞬間に瞳を奪われちゃって、動けなくなっちゃいました。

ずっ~と探していたので、見たことのない魚だったけれど、あ、シシマイギンポだっ!! ってひと目でわかりました。

この色、目の上じゃなくて、目の下にぼぅぼぅとはえている皮弁。シシマイのような口元。エラ付近にある白線。す、すべてが、ジャストミ~ト!!

周囲を探すが、この子しか見つけられず、この日は終了。一匹だったけれど、たった一匹だったけれど、ようやく探せた!! 撮ったどぉ~!! って叫びたいぐらい嬉しかったですね。

夏に多忙の隙間をぬって、シシマイの調査に出かけたこともありますが、2個体目との遭遇はかなわず、秋になりました。

そして、9/1。マクロ好きのお客様に紹介し、撮影されておられる間に捜索していたら、2個体目と再び目が合う。

よし、よし。だんだん、だんだんシシマイギンポに目が慣れてきたってことなのかな……と。

その後、他のイントラさんなどにも場所を教えて、捜索の手を広げて探すも、なかなか複数個体の発見には至らなかったのだが、11/8に3個目の個体を確認。

やっぱり、やっぱり、複数個体いる。ってことは、ここで繁殖もしているはず。他のポイントで探しても絶対見つかるはず。

と、いうわけで、2016年も引き続いて、シシマイギンポの調査は続行していきますぜ。

沖縄でもいるんだよ!! ということがフェイスブックなどでも発信できたので、沖縄のシシマイギンポに会いたくなって遊びに来る人も増えるかもしれない。

かわいいので、ぜひ会ってほしいです。

まだ見たことのない人にその大きさを紹介。私の人差し指と比較した写真です。

ね? 小さいでしょ。

一緒に探しましょう!!

第2位ランキングメニュー

The following two tabs change content below.
故郷、滋賀県のマクドナルドでバイトしたお金でスクーバダイビングを始めたのは高校二年生、17歳のころだった。高校卒業後、南の島に住みたくて、ダイビングのインストラクターになることを決意。滋賀県のお店で丁稚奉公に励み、1990年、19歳でNAUIインストラクター資格を取得。その後、サイパンで4ヶ月、モルディブで6.5年働き、1999年1月に沖縄本島に移住し、スピッツダイブセンターをオープン。モルディブでのワイドメインのガイドとは反対に沖縄の海では、今、そこにいる生物を楽しむを基本とするマクロダイビングを軸にガイドを展開。 サンゴ礁、ドロップオフ、内湾、泥地、タイドプール、河口域、川、渓流と水辺で楽しむ幅を広げ、沖縄本島のあらゆる水辺を自分のフィールドにすべく日々謙虚に勉強させていただいております。 1999年よりPADIインストラクターにクロスオーバーし、現在はPADIのみに所属。講習では初心者講習からダイブマスター講習まで経験に基づいた的確な指導で楽しく教えております。 また大宜味村ター滝で開催しているリバートレッキングツアーも随時開催中。7月中頃から9月前半まではダイビングお休みです。

 - 2015年度ランキング, スピッツ的生物ランキング , , , , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

2010/11/14撮影 ゴノダクティラセス・グラブロス
2010年スピッツ的生物ランキング第5位 ゴノダクティラセス・グラブロス

派手なシャコです。この個体のあと、別のポイントでも何度か見たので、珍しいというわ …

2011/11/5撮影 オキナワハゼの仲間、未記載種
2011年スピッツ的生物ランキング第7位 オキナワハゼの仲間、未記載種

図鑑「日本のハゼ」に掲載されているオキナワハゼの仲間その2という奴だと思っていた …

イトヒキアジyg 11/23/2014
2014年スピッツ的生物ランキング第7位 イトヒキアジyg

第7位は水中写真ではなく、陸上写真です。瀬良垣漁港内で出会ったイトヒキアジの子供 …

ハリセンボンに寄り添うコガネシマアジ子供
2007年スピッツ的生物ランキング

2年連続でやってみたら意外に好評だったので、今年もやってみよう!! でも今年は過 …

2013/2/3撮影 Paralatreutes bicornis パララトレウテス・ビコルニス
2013年スピッツ的生物ランキング第10位 名もなき甲殻類

まず第10位は名もなき甲殻類たち。 このエビは寒い2月に東海岸の宜野座という村か …

ヒョットコオコゼ
2006年スピッツ的生物ランキング第2位 ヒョットコオコゼ

かなり前のランキング。前のHPから移すのを忘れていた……、いや、面倒くさくて、お …

2008年6月21日撮影 アカウントスフェックス・レウリニス
2008年スピッツ的生物ランキング第8位 アカウントスフェックス・レウリニス

多分今まで何度も見ている。だけど全部ツマジロオコゼだと勝手に思い込んでいた。頭の …

2011/10/10撮影 カエルアマダイの巣作り
2011年スピッツ的生物ランキング第1位 カエルアマダイの巣作り

たしか数年前もカエルアマダイが一番だったような記憶が・・・。何度もランクインする …

ヨソギの仲間
2016年スピッツ的生物ランキング第10位 ヨソギの仲間

2016年を振り返る毎年恒例の企画。スピッツ的生物ランキング。オーナーガイド、世 …

コンゴウフグyg 撮影日2007年6月28日
2007年スピッツ的生物ランキング第2位 コンゴウフグyg

何度か見たことあるし、ものすごく珍しいって感じでもないけれど、今年の2位に入って …