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2015年スピッツ的生物ランキング第4位 河口域の生物

      2016/02/05

2015年に新しく入った河口域は新鮮な驚きだった。今までの河口域でのダイビングといえば、濁った水、ケモクラインとの戦いの日々だった。

が、このエリアは潮さえ選べば、とてもクリアな透明度で泥ハゼと対峙できる夢のような環境だった。Yさんからの情報をいただいて潜入してみたのだが、いやはや、驚いた。

Yさん、サンキュー。

そこでのとびきりのニュースは他の河口域ではほとんど見かけない泥ハゼたちがあたかも普通種のようにたくさん生息している事実だった。

カマヒレマツゲハゼなんて、他の河口では見たことなかったけれど、ここにはたくさんいる。

カマヒレマツゲハゼ

カマヒレマツゲハゼ

体の背中側にある小さく細かい黒点が特徴的で、背びれは大きな鎌のように長く伸びている。

カマヒレマツゲハゼ

カマヒレマツゲハゼ

そのカマヒレマツゲハゼたちの中に混ざって、生息しているマツゲハゼ。体上部にある小さく細かい黒点がなく、背びれも長く伸びません。しかし、なかなか背びれは伸ばしてくれません。また今年にリベンジ決定。

マツゲハゼ

マツゲハゼ

またその近くには、極小ながら初見のハゼ、ツマグロスジハゼがたくさん見られました。2013年に図鑑「日本のハゼ」の416ページ、スジハゼAというのにツマグロスジハゼという和名がつきました。

ツマグロスジハゼ

ツマグロスジハゼ

そして、こちらも初見。フタスジノボリハゼ。体に走る2本の明瞭な黒縦2線が特徴です。

フタスジノボリハゼ

フタスジノボリハゼ

全身出ているのも見れました。

フタスジノボリハゼ

フタスジノボリハゼ

そして、ややこしいのがこの下の2種。ニセツムギハゼとセイタカスジハゼです。

まず下が、ニセツムギハゼ。体の下にある5つの黒点、腹部にある細い黒ラインはメスの特徴だそうです。

ニセツムギハゼ

ニセツムギハゼ

そして、よく似ているセイタカスジハゼ。こちらもメスの腹部には黒くて細い線が走っています。こちらは初見ではなく、以前は別の河口でも観察していました。

個体数としては、セイタカスジハゼの方がたくさんいたような印象ですが、もっと潜り込めば、その印象がどう変わるかはまだなんとも言えないような状態です。

セイタカスジハゼ

セイタカスジハゼ

セイタカスジハゼの顔のアップを

セイタカスジハゼ

セイタカスジハゼ

そして、まだまだ未知のハゼといえる、クロコハゼの仲間。これらも数匹確認。

クロコハゼの仲間

クロコハゼの仲間

河口の泥場といえば、彼らのエリア。やっぱりいました、オイランハゼ。

オイランハゼ

オイランハゼ

また少し泥場から離れた場所では、オウギハゼもいました。

ジャノメハゼ改めオウギハゼ

ジャノメハゼ改めオウギハゼ

もっと探せば、もっといろいろ見つかるのか? 河口域はまだまだ出会っていない生物のワンダーランドです。

2016年、一緒に探したい人は、ぜひリクエストしてね。

第5位|第3位

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spitzseko
故郷、滋賀県のマクドナルドでバイトしたお金でスクーバダイビングを始めたのは高校二年生、17歳のころだった。高校卒業後、南の島に住みたくて、ダイビングのインストラクターになることを決意。滋賀県のお店で丁稚奉公に励み、1990年、19歳でNAUIインストラクター資格を取得。その後、サイパンで4ヶ月、モルディブで6.5年働き、1999年1月に沖縄本島に移住し、スピッツダイブセンターをオープン。モルディブでのワイドメインのガイドとは反対に沖縄の海では、今、そこにいる生物を楽しむを基本とするマクロダイビングを軸にガイドを展開。 サンゴ礁、ドロップオフ、内湾、泥地、タイドプール、河口域、川、渓流と水辺で楽しむ幅を広げ、沖縄本島のあらゆる水辺を自分のフィールドにすべく日々謙虚に勉強させていただいております。 1999年よりPADIインストラクターにクロスオーバーし、現在はPADIのみに所属。講習では初心者講習からダイブマスター講習まで経験に基づいた的確な指導で楽しく教えております。 また大宜味村ター滝で開催しているリバートレッキングツアーも随時開催中。7月中頃から9月前半まではダイビングお休みです。

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