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2015年スピッツ的生物ランキング第6位 ニライカナイボウズハゼ

      2016/02/05

2015年の6位は川に住むハゼがランクイン。が、私の見つけたネタではない。ハヤセボウズハゼをガイドしたことから仲良くなったYさんから受け取った素晴らしいスルーパスネタです。

あんまり人からもらったネタはランクインしてこないんですが、今回のハゼはそれを飛び越えてランクインすべくして入った、上等のネタです。

ニライカナイボウズハゼ。2013年に命名されたまだ認知されて間もないハゼです。川のハゼを探す苦労は探したことない人にはなかなか想像できません。

川を歩く、川に寝そべる、顔をつける、魚を探す、浅くなって進めなくなる、立ち上がる、次の深みでまた寝そべる……の繰り返し。地味な作業だ。水深50センチもあれば十分に深みといえる。背が立たないような水深の場所は大深度だ。反対に浅い場所が好きなハゼもいて、水深15センチぐらいのところに無理やり顔だけ斜めにつけて魚を探すときもある。

浅瀬で魚を探すのが1番の作業だ。首を常に酷使するので、半日も川にいると首の痛みで限界を感じずにはいられない。

そんな苦労を凌駕する喜びが、ニライカナイボウズハゼにはありました。

ニライカナイボウズハゼ

ニライカナイボウズハゼ

海でもまだまだ知らない生物が毎年出てきますが、川でもそれは同じ。

ニライカナイボウズハゼ

ニライカナイボウズハゼ

特にこのボウズハゼの仲間は、子供の頃は海にいて、大人になると川に戻っていく習性を持っているハゼがいて、海にいるときに海流などで流されることで、いろんな国に分散することができます。あっちの国では普通種で、日本には全然いなかったハゼが、ある日突然、いつも覗いていた川に出現するってこともありえるのです。

そんな出会いがあれば、ホント感動してしまうのですが、このニライカナイボウズハゼは、まだ世界中探しても、ここ沖縄本島でしか見つかっていない希少なハゼなのです。

ニライカナイボウズハゼ

ニライカナイボウズハゼ

だけど、沖縄本島だけで繁殖していると考えるには個体数が少なすぎることから、世界のどこかで繁殖していて、その一部が沖縄本島に流れ着いたという説が有力だといわれています。

2016年もいろんな方面にアンテナを張って、まだ見ていない生物に出会えると嬉しいですね。

同じ川で見られた、この赤く変色したヨロイボウズハゼもなかなかレアものなので、ランクインさせてあげてください。

ハゼ好きの人たちの間では、酔っ払いヨロイボウズハゼと呼ばれ、赤いヨロイを紹介すると大変喜ばれることが多いです。

酔っ払いヨロイボウズハゼことヨロイボウズハゼの赤色個体

酔っ払いヨロイボウズハゼことヨロイボウズハゼの赤色個体

また、今年はリュウキュウアユにも出会えました。しかも、その川にはたくさんのリュウキュウアユが生息していました。みんな大きく成長していて、このままここで繁殖を繰り返してくれると良いのですが……。

リュウキュウアユ

リュウキュウアユ

と、いう沖縄の川に生きている生物が6位でした。

第7位第5位

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spitzseko
故郷、滋賀県のマクドナルドでバイトしたお金でスクーバダイビングを始めたのは高校二年生、17歳のころだった。高校卒業後、南の島に住みたくて、ダイビングのインストラクターになることを決意。滋賀県のお店で丁稚奉公に励み、1990年、19歳でNAUIインストラクター資格を取得。その後、サイパンで4ヶ月、モルディブで6.5年働き、1999年1月に沖縄本島に移住し、スピッツダイブセンターをオープン。モルディブでのワイドメインのガイドとは反対に沖縄の海では、今、そこにいる生物を楽しむを基本とするマクロダイビングを軸にガイドを展開。 サンゴ礁、ドロップオフ、内湾、泥地、タイドプール、河口域、川、渓流と水辺で楽しむ幅を広げ、沖縄本島のあらゆる水辺を自分のフィールドにすべく日々謙虚に勉強させていただいております。 1999年よりPADIインストラクターにクロスオーバーし、現在はPADIのみに所属。講習では初心者講習からダイブマスター講習まで経験に基づいた的確な指導で楽しく教えております。 また大宜味村ター滝で開催しているリバートレッキングツアーも随時開催中。7月中頃から9月前半まではダイビングお休みです。

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