10/2021 2021log ダイビングログ 沖縄ライフ

ウオノコバンをいっぱい見た後はワモンフグで締めの4ダイブ【沖縄恩納村】2021/10/14

ワモンフグ

実はこの記事は12/7に更新したのだが、新規ドメインを取得して2つ目のサイトを立ち上げる準備をしてレンタルサーバーをいじくっていたら、不具合が発生し、そこからはじまる負のスパイラルにどんどん引きずり込まれて、10/14と10/15のブログ記事は復元できませんでした。

spitzseko

がっくり……

でも、ブログ記事が全部消えてしまうかもわからない……とヒヤヒヤした、あの一瞬の緊張と不安感はもう体験したくないので、これ以上チャレンジ精神を出さずに、2記事だけなので、また書くことにしました。

私はレンタルサーバーに「ロリポップ! 」を使っているのですが、今回はいろいろ助けてもらって、電話で教えてもらって、大変助かりました。

ありがとう「ロリポップ!」

その記事はまた後で書きます。

要点

  • 水温27℃
  • 晴れ
  • 1st dive 今年初でナカモトイロワケハゼを見に行きました
  • 2nd dive 大きなウオノコバンがたくさん付いてました
  • 3rd dive 大きなピグミーシーホースはいましたが、ジャパピグさんは見つけられず
  • 4th dive ラストにヒバシヨウジ子供とワモンフグが大当たり

1st dive

朝の一本目から砂地リクエストが出ていたので、ナカモトイロワケハゼを見に行ってきました。

ナカモトイロワケハゼ

ナカモトイロワケハゼって、最近全然見てないな……。

spitzseko

いや、今年になって一度も見にいってないな……そしてもう12月

まさに副業ダイビングショップって感じを象徴する出来事かなーという気がする。

沖縄本島に来て、スピッツをオープンしてからナカモトイロワケハゼはいつだってアイドルでした。

ここで沖縄本島におけるナカモトイロワケハゼを振り返ってみましょう。

沖縄本島で最初に見られたナカモトイロワケハゼは?

spitzseko

あれは……たしか2002-2003年ごろだったかなー

当時の沖縄本島にはすごいカメラを持ったフリーのダイバーさんがたくさん移住されていました。

フリーのダイバーとは ⇒ 本職をダイビング業以外で持っていて、平日は本職、時間が取れたらタンクを借りて好きな時間にセルフダイビング。「興味のある被写体をとことん追求」して撮影されている方が多かった印象

その代表ともいえるお二人を紹介。

どちらかが沖縄本島で最初にナカモトイロワケハゼを発見されたのだと記憶しています。

当時は石垣島でのみ観察されていた……はず。

① 足立さん

Light and Dark

当時、朝に真栄田岬の駐車場(無料でした)に行くと、すでに潜った後の足立さんの車が停めてありました。

ガイドより潜っているフリーのダイバーさんでしたね。

写真は当時から陰影を含んだ、サイトのタイトル通りのものが多く、雑誌「ダイビングフォトグラフィー」にも連載を持たれていました。

② 高田さん

Dive Deep

600ミリマクロレンズの搭載されたハウジングはまるでバズーカ砲のようで周囲を圧倒していました。

撮影される写真たちも素晴らしいものばかりで、当時の私の常識を凌駕するものばかりでした。

これを書くために2021年に見返していますが、写真のクオリティーは今見ても、素晴らしい。

ぜひお時間のある方は、二人のサイトを見に行ってあげてください。

イバラカンザシの上にハゼが乗っているんですが、こんなの未だかって見たことない。

このハゼの名前もわからない。

隠れないイバラカンザシもすげーし、乗った瞬間を切り取るスキルもすげー。

脱帽です。

背びれ、ムナビレのアップシリーズは高田さんの十八番でしたね。印象的な写真たくさん見せてもらったなー。

Uta

このピグミーシーホースの写真、2021年に見ても斬新だよね

アイデアも素晴らしいねー。

やっぱすごいっす!!

またハゼに特化したサイトも高田さんは運営されていて、「ゴビーフロンティアーズ」といいます。

ハゼ図鑑的なサイトです。

で、今回のナカモトイロワケハゼ。

けっこうシャイでビンから出てきませんでした。

ナカモトイロワケハゼ
ナカモトイロワケハゼ

沖縄本島におけるナカモトイロワケハゼの歴史とこの魚に関わるガイドさん、フリーダイバーさんの話はひとつの記事にできそうですね。また書きたいと思います。

クサイロモウミウシ

浅瀬に移動してきて、ウミウシに遭遇。

オリンパスコンデジTG2、顕微鏡モードで撮影

この仲間はみんな小さい。だいたい2-3㎜です。

オリンパスのコンパクトデジカメTGシリーズはこーいうの大得意。

普通に撮ってみた。

クサイロモウミウシ
クサイロモウミウシ
Uta

暗っ!!

ストロボは強制発光なんだけれどねー。

周囲が明るいので、弱くしか光らないんだね。

そーいう現象はレアケースではありません。

普通にいっぱいあります。なので、水中ライト照射!!

クサイロモウミウシ
クサイロモウミウシ

水中ライトを照らしてあげれば、それだけで十分明るくきれいに撮れました。

こちらの記事「オリンパスTGシリーズの顕微鏡モードで写真が暗いと思ったら水中ライト使用がベスト【沖縄恩納村】2021/10/10」もお時間のある時にどうぞ。

サビウツボとクモウツボ

ウツボがひとつの巣穴に2匹。

しかも同種じゃなくて、異種。

ちょっと珍しいね。

リピーターさんに教えちゃった。

サビウツボとクモウツボ
サビウツボとクモウツボ

ウツボを見つけて教えるって、外人さんみたいね。

momi

うんうん。「海外で外国人のガイドさんがすごく呼んでくれるから、急いで泳いでいったらウツボだった」って海外ダイビングあるあるだよね

そんなにウツボが大好きなのかなー?

Asuka

いや、ちがうね。

彼らは教えてくれているのです。

「ここに危険生物が隠れているから、怪我しないように用心しなさい」と。

Asuka

?????

まずそれを理解するには、「狩猟民族」と「農耕民族」を理解する必要があります。

狩猟民族 ⇒ 定住せず食料となる獲物を求めて未開の地を進んでいく。

農耕民族 ⇒ 田畑を耕し、その地に住み着き時間をかけて食料を育てる。住居周辺は近所となり未開の地ではなくなる

日本人って、弥生時代に農耕始めたって小学校で習いますよね。その頃からの記憶が脈々と続いているのでしょう。

近所の田んぼや畑に行くのは冒険ではない。いつも通っている通勤路だ。

狩猟民は昨日獲物を捕った場所に行くよりも、行ってない場所に向かうでしょう。

その方が獲物が多いでしょうから。

未開の地にはなにがあるかわからない。

どんな危険があるかわからない。

安全に狩猟し、家族のもとに帰ってくることはなによりも重要なことなのだ。

海という人にとって未開の地を泳ぐと、狩猟民のDNA記憶が呼び起こされるのではないでしょうか?

サメやウツボ、ミノカサゴなど毒を持っていたり、襲ってくる可能性のある危険生物を見つけたら、

「危ないぞー」と情報をシェアせずにはいられないのではないでしょうか?

Asuka

だから呼んでくれてるのか……

私はそう思ってます。モルディブでガイドしている時にそう感じました

spitzseko

大物がちらほら

ウミガメ
ウミガメ
マダラトビエイ
マダラトビエイ

ダイビング後半では、ウミガメやマダラトビエイも見られまして、

ナカモトイロワケハゼからマダラトビエイまで1ダイブで見られて、

お客様も楽しそうでした。

2nd dive

で、2本目。

底付近に群れているセナキルリスズメダイ。

普通に撮ってみた。

オリンパスコンデジTG2でワイド撮影

うーん……

セナキルリスズメダイ
セナキルリスズメダイ

写真の左上に起こるハレーション。

水中の浮遊物にストロボの光が反射して丸く写ったりする現象……

と、書いてみて、「ハレーション」という言葉が気になった。

momi

これってハレーションって呼んでいいの?

調べてみて驚いた

ハレーションとは ⇒ 逆光時などに太陽などの強い光が直接レンズに入ってきた時にフィルム面で光源周辺が白っぽくなる現象だそうで、デジタルカメラには起こらないそうなんです

Uta

デジタルカメラには起こらない現象なんだ!!

よく似た現象を表す言葉に、「フレア」、「ゴースト」というものもありますが、水中写真にそのまま当てはまるかというと疑問。

で、「水中写真 ハレーション」などの検索ワードで調べてみました。

いろんなサイトが出てきましたが、統一された規格内の言葉はないようでした。

あるサイトでは、「ハレーション」と呼んでいました。

またあるサイトでは、現象に命名せず、浮遊物にストロボ光が乱反射する現象と書いていた。

そんな中、何度か見た、「マリンスノー」という言葉がぴったりだなと思いました。

これはPADIのサイト内のデジカメ上達クリニックページで沖縄でダイビングショップも営んでおられる清水さんが書かれています。

momi

現象に名前を付けないで、撮影の結果、写真に写っている光の像のことを「マリンスノー」と呼んでいます

今朝の最初に撮影したナカモトイロワケハゼの写真にはたくさんのマリンスノーが降っていました。

マリンスノーの中を泳ぐナカモトイロワケハゼ

コンデジでのワイド撮影では、このマリンスノーをいかに少なくするかが重要ですね。

簡単な対処法として、露出補正があります。

露出を+1.0に設定することで、その他の設定はそのままで簡単にマリンスノーを減らせます。

下の写真がそれ。

セナキルリスズメダイ
セナキルリスズメダイ

少なくなってるでしょ。

覚えときましょうね。

マリンスノーが写ったら、露出補正して+1.0で撮影してみる

泳ぎ進んでいくと、えらいのに出会ってしまった。

アジアコショウダイとウオノコバン

ウオノコバンとは寄生虫のことです。

アジアコショウダイとウオノコバン
アジアコショウダイとウオノコバン

左に2匹。

右に2匹。

アジアコショウダイとウオノコバン
アジアコショウダイとウオノコバン

うーん……。痛いのかなー? とか思っちゃうよね。

ウオノコバンに関しては、また今度書きましょうね。

今回、たくさん書いてるから、スルー。

セダカギンポ子供

今年はいろんなポイントで見かけるセダカギンポ子供。

セダカギンポ子供
セダカギンポ子供

見るだけで楽しくなっちゃう。

3rd dive

午後からの最初はピグミーシーホースを見てきました。

今は大きいのが住み着いてます。

ピグミーシーホース
ピグミーシーホース

その後、ジャパピグと呼ばれている別のタツノオトシゴの仲間を探してみたのだが、

空振り三振バッターアウトに終わってしまいました。

無念。

イロブダイ子供

最近、イロブダイ子供はよく見つかります。

しかもだいたいこのサイズ。

イロブダイ子供
イロブダイ子供

1㎝弱ですね。

4th dive

4本目は砂地にエントリー。

信頼に足るスジからの情報でニシキフウライウオを開始早々にゲット。

ニシキフウライウオ

ニシキフウライウオ
ニシキフウライウオ

開始早々にゴールを決めたサッカーの試合が楽にプレーできるのと同じで、潜降直後に良いネタを見せられればガイドだって容易くなるしメンタル的にもストレスがなくなる。

そんなノンストレスな状況が生み出すゆとりから視界もクリアに、そしてワイドに広がります。

いつもより生物が見えてくるように感じられる。

好循環とはこうやって生み出されて、こんなタコにも敏感に反応できる。

ミミックオクトパス?

タコの仲間
タコの仲間

ミミックオクトパスのような奴に出会いましたが、すぐに隠れられてしまいました。

クモガイ

そして心にゆとりがあると、クモガイですら紹介できる。

Kamo

別に、いつも紹介すればいいじゃん? なんでいつもは紹介しないの?

なんでだろうか?

spitzseko

自分の中でクモガイって体験ダイビング用のネタなので、ベテランファンダイバーに紹介するのは気が引けてるんだと思います。

spitzseko

こんなの紹介しても喜んでもらえるだろうか? って

クモガイ
クモガイ

いいネタが出てる中で、箸休め的に紹介するのは良いと思います。

今回みたいに。

でも、良いネタに恵まれない時に、ようやく紹介したネタが「クモガイ」だったら……、

Kamo

「おいおい、もっとかわいいのとか、絵になるようなの紹介してよー」ってお客さん、思うかな?

どうだろうねー。

わからない。わからないけれど、ガイドがお客さんにできることはパスを出すことしかないんだから、パスを出せばいいんだと思う。

パスを受ける、受けないはお客さんの自由。

好きなパスだけ受け取ってもらえればいいんだしね。

勇気をもってパスを出しましょう。

強烈なシュートでゴールを決めてもらえたら、なおさら良し。

ヒバシヨウジ子供

ダイビング終盤、漂ってきたこの生き物。

ヒバシヨウジ子供
ヒバシヨウジ子供

以前に出会ったことある。

うんうん。

久しぶりの出会いだ。ヒバシヨウジの子供。

大人になると、こんなにカラフル。

ヒバシヨウジ
ヒバシヨウジ

急いで撮影しているので、マリンスノーがいっぱい。

ヒバシヨウジ子供
ヒバシヨウジ子供

ワモンフグ

そしてボート直下の砂地で休んでいたのがこのフグ。

私は3度目の出会い。

ワモンフグ
ワモンフグ

水中で叫んじゃった。

spitzseko

ワモンフグじゃんっ!!!!

このおじぃーちゃん顔。

絶対忘れないよ。

ワモンフグ
ワモンフグ

いつもお世話になっている、「魚類写真資料データベース」で検索してみると、生態写真は私の写真、1枚だけだ。

2008/3/1の日付がある。

2008/3/1のログが見たい人はこちらをクリックしてください

お客さんのカメラはすでにバッテリーアウトになっていたので、

かぶりつきで撮影させていただきました。

最後に良い出会いがありました。嬉しい。

まとめ

  • ナカモトイロワケハゼは2021年も生息していました。すでにちょっとシャイでしたが、見れました。
  • オリンパスのコンデジTGシリーズ、顕微鏡モードでの撮影に水中ライトはマストアイテム
  • ワイド撮影時のマリンスノー対策、簡単なのは露出補正 ⇒ +1.0にしてみましょう
  • ウオノコバンがたくさん付いてました
  • ヒバシヨウジ子供、ワモンフグに出会えて最後も楽しかった

書き直し記事、1つ終了。もうひとつもやらなきゃ。

  • この記事を書いた人

spitzseko

海のない滋賀県でスキューバーダイビングを習ったのが高校2年生の時。20歳でダイビングインストラクター資格を取得。サイパンに半年、モルディブに6.5年海外生活。1999/1月に沖縄移住し沖縄生活は20年超。沖縄から発信するちょっと気になるあれやこれや

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