09/2021 2021log ダイビングログ

沖縄恩納村オーバーヘッドロックとホーシューに潜る

ヒオドシベラ

連休に地元のお客様と万座毛周辺でボートダイブしてきました。

オーバーヘッドロックとホーシュー。

恩納村万座を代表するポイントの2021年9月の様子をご紹介。

要点

  1. 水温29度 ⇒ 変わらず快適
  2. 台風のうねりがようやくなくなってきました ⇒ 昨日までは西からの大きなうねりが押し寄せていました
  3. 透明度20Mオーバー ⇒ 透明度も回復の兆し
  4. 連休で港にはダイバーいっぱい
  5. オーバーヘッドロック ⇒ スピッツの定番ネタスケロクウミタケハゼ、フトスジイレズミハゼ、ハマクマノミ子供らは元気でした。新ネタでヒオドシベラ入荷
  6. ホーシュー ⇒ 定番だがハナゴンベ子供がかわいい。水面近くのキビナゴの群れにまだまだ夏を感じられる海でした

1st dive

石垣島の横を通った台風14号の影響が長く残っている恩納村。やはり海上にロングステイされる状況ではうねりが収まるわけもなく、ずっとうねりが押し寄せていた。

本日、ようやく穏やかな海になりました。

なので、ボート。そしてオーバーヘッドロック。

基本的にどこでも楽しめるお客様なので、ポイントのリクエストはなく、どこでもなんでも楽しんでしまう、ある意味一番貪欲なスタイルです。

スケロクウミタケハゼ
スケロクウミタケハゼ

久しぶりにスケロクウミタケハゼを見に行きました。大きいのと小さいの、まだまだ元気にしていました。

元気に暮らしている様子が観察できると安心します。今年は今のところ台風の直撃もないし、このまま越冬してくれたらいいのになー。大切に見守りたい。

ヒオドシベラ
ヒオドシベラ

そして新入荷のヒオドシベラ。もう子供とは言えないサイズだったけれど、模様はくっきり子供柄でかわいい。

しっぽピーンって。ピーンって。かわいいねー。

もっと子供の時から、もしかしてここで泳いでいたのだろうか?

だとしたら、悔しいーーーー。もっと子供の時にちゃんと見つけてあげたかった。

くぅーっーーーーー。

スミレナガハナダイ子供
スミレナガハナダイ子供

お客様がヒオドシベラに刺さっている間に、深場散策は続く。

深場と言えば……って感じのスミレナガハナダイ。子供がやっぱりかわいい。

そして大人は美しい。

魚の色彩デザインは不思議で素敵ですね。

スミレナガハナダイ
スミレナガハナダイ

浅瀬に戻りつつ、今夏に確認していたネタたちが元気に暮らしているか再訪してみた。

ハマクマノミ子供はあまりサイズが変わっていないように感じた。

ハマクマノミ子供
ハマクマノミ子供

今日のフトスジイレズミハゼはシャイでした。全然表に出て止まってくれなかった。

だけどOK。

元気でいればそれだけでOKさ。

また会いにくるぜ、ベイビー。

そんな余裕が日々の水中にほしいね。焦りはいかん。

フトスジイレズミハゼ
フトスジイレズミハゼ

カサイダルマハゼやセダカギンポの定番ネタも元気にしていました。

カサイダルマハゼ
カサイダルマハゼ
セダカギンポ
セダカギンポ

安全停止はサンゴの上で……。

沖縄で潜っていると、「そんなのあたりまえじゃん」って誰もが思うかもわからないけれど、つい数年前までは恩納村にサンゴは少ししかなかったのだ。約20年前の世界的サンゴの白化現象でほぼ全滅した恩納村の水中のサンゴたちが20年の時を経てここまで回復することは想定内だったのだろうか?

私は、ここまでの回復は想定していなかった。

海の再生力は素晴らしいね。

サンゴ
サンゴ

2nd dive

ホーシューにボートで潜るのだ。

同乗した皆さん、ホーシューでカマストガリザメを見たいらしい。

やっぱ大物って人気あるよねー。ちなみにこんな奴。

カマストガリザメ
カマストガリザメ

大きいです。1.5Mぐらいはあるはず。

近くに来られたら、そりゃー怖い。

私は過去、モルディブで働いていた時にシャークフィーダーもしていたけれど、やっぱりサメは怖い。

1980年代のモルディブ、シャークフィーディング写真

あの時はライオンズヘッドというポイントでメジロザメに餌付けしていたんだけれど、餌の死んだ魚をビニール袋に入れて、持って入っているから当然その魚の臭いが水中に伝わっているので、サメが近くに来ることは怖いんですけれど、想定内です。

でも、そんな餌付け用の魚を持ちもしていないのに、サメが近くに来るなんて!" 最高に怖いです。

ホーシューのサメはたまにすごい近くに来るんですよね。近くに来たサメに、

「君が今、ここで人にかみつくことによってどんな社会的責任が生まれるか理解しているのか?」

と、いう理屈が通らないので、やっぱサメは怖いです。人を襲わない保証なんてないし、私はできるだけ遠くからちょっと見とく……ぐらいで終わりたいガイドです。申し訳ない。

1本目で体内に窒素が貯まりまくっているし、2本目はもうそんなに深く行かないで、浅めに潜りましょう……と、言ってスタート。

以前に確認していたかわいいハマクマノミ子供のいる場所に行ってみたら、けっこう大きくなっていた。

あらららららら……。

ハマクマノミ子供
ハマクマノミ子供

さて、どうしたものか……

周囲を見回して、ふと過去の記憶を思い出した。

こーいう時に頼りになるのは過去ネタの記憶だ。

生物のいた場所って、やっぱりその生物の好きな環境なので、そこに生物が居着くわけで、だとしたら、再びそこに同種の新顔が流れ着く可能性は他の場所よりもかなり高いわけです。

なので、過去にネタを見つけた場所を全部巡っていったら、どこかでアタリが出ることが多いんですよね。

これはきっとガイドさんあるあるの本が出版されたら、どこかに載せてもいいぐらいの「あるあるネタ」だと思います。

体内の窒素ガス残留量をダイブコンピューターで確認しながら、水深を下げて、ネタ調査。

ここまで。

ここまで見て、何もいなかったら浅場に戻ろう……と決めた一番深い場所で何かが見つかるのも、ガイドさんあるあるだ。

見つけちゃった。

ハナゴンベ子供
ハナゴンベ子供

5㎝サイズのハナゴンベ子供です。かわいいねー。

お客さん、ハナゴンベ子供大好物なので、是非にでも教えたい。撮ってもらいたい。

私は証拠写真程度に撮りつつ、ダイブコンピューターの潜水可能時間を確認しつつ、紹介。

周囲を探すと、もう一回り小さい奴も確認。

しかし、超ビンカン。

ハナゴンベ子供
ハナゴンベ子供

最初に見つけた奴は、けっこう度胸が良く、隠れない撮りやすい子だったんだよね。

この時、すでに潜水可能時間は残り2分ぐらいだった。

小さい奴の方がかわいいので、こっちも紹介したいけれど、ビンカンなこいつよりも隠れないあいつに残り時間を捧げてもらった方が良い写真が撮れるんじゃない? かな……と判断。

ガイドさんは、いろいろ考えるもんです。

夏の沖縄継続中
夏の沖縄継続中

体のことも考えて、残りは一けたの水深で安全ダイビング。

水深5Mぐらいに15分ぐらいいました。

水面近くにキビナゴがいっぱい群れていて、それらの捕食にカスミアジやオニヒラアジが追いかけまくりでとても楽しい浅場でした。

水もきれいで、ほげーと眺めていても癒されるような、そんな水中でしたね。

動画も撮りました。なにが写っているわけではない、普通の夏の沖縄の水中です。

コロナ禍で海に潜れない人も多いのかなーと思い、雰囲気を思い出してもらえたら……という感じでアップしておきます。

流れも途中から速くなってきました。

下の写真の右から左に向けて海の水が流れています。

大きな岩があれば、岩陰に隠れてしまうと水流は感じず穏やかな場所にいられます。

ダイバーさんはそこにいますね。

ダイバーが排気した空気が泡となって水面に上がっていくのですが、流れがないときは垂直に上がります。

今回の場合、流れがあるので、岩の上の水流があるところに空気バブルが差し掛かると、ダイバー後方に流されていきます。

そーいうのがわかりやすい写真です。

流れは人の泡で見よう
流れは人の泡で見よう

流れを知るには、自分がそこに行かなくても知る術があるので、ガイドさんたちはそれらを巧みに使っています。

セダカギンポ子供
セダカギンポ子供

浅瀬でいつものごとくセダカギンポ子供を見つけてしまった。

かわいいね。

まとめ

  1. オーバーヘッドロック ⇒ 定番ネタ(スケロクウミタケハゼ、フトスジイレズミハゼ、ハマクマノミ子供)はみんな元気。新ネタのヒオドシベラがいつまで見れるか気になります
  2. ホーシュー ⇒ キビナゴいっぱいで透明度も良く、水中も青色。アジたちが派手に追いかけまくりで夏の海がまだまだ感じられました。定番の場所に定番のハナゴンベ子供がいてくれてガイドさん大助かり ⇒ 過去の記憶ネタはやっぱ有効
  • この記事を書いた人

spitzseko

海のない滋賀県でスキューバーダイビングを習ったのが高校2年生の時。20歳でダイビングインストラクター資格を取得。サイパンに半年、モルディブに6.5年海外生活。1999/1月に沖縄移住し沖縄生活は20年超。沖縄から発信するちょっと気になるあれやこれや

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